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イグチの仲間の一覧

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百日紅
「イグチに毒なし?」 イグチ科に分類されるキノコの多くは、樹木と共生する菌根菌です。 傘の裏側が管孔状 他のキノコによく見られる「ヒダヒダ」ではなく、スポンジのような見た目と手触りが特徴です。 かつては、イグチ科のキノコは無毒だといわれていました。しかし昨今は、毒を持ったイグチも多数見つかっています。 ここ「日本のど真ん中」の周辺地域のみ存在する「恐怖の猛毒キノコ」と恐れられるイグチさも発見されています。 下記に特徴を列記しましたので、この地域を訪れた際はご注意下さい。 因みに!左上のは、名古屋銘菓「なごやん」 キノコではなく、まんじゅうなので、柄は有りません。 が、ぱっと見!区別が付きません。 ん?敷島製パン株式会社(Pasco)さん、イグチさんを参考に作った? 名古屋へ お越しの際は、お土産にどうぞ。 以下「oso的キノコ写真図鑑」より抜粋 ミカワクロアミアシイグチ(三河黒網足猪口) 初発見は2012年。その後そのフィールドからの発生は無し。 2016年に別の場所で再発見するも発生したりしなかったりで良い状態に中々出会えず。 8年振りに素晴らしい発生に出会えました。 本種とされる種には2タイプ存在する。 本種はちょっと赤紫色っぽい黒色の傘が基本。 通常の状態では傘表皮が乾いているので暗いグレーに見えます。 ですが雨に濡れて表皮が水分を含むと光を反射しなくなり凄い黒く見えることに気付きました。 本種の大きな特徴と言われているのが二重の網目です。 モエギアミアシイグチでも似たものが見られますが、網目の中に網目が見られます。 そのため網目に奥行きがあるように見え、この感じは一度見るとかなり印象的です。 毒成分は2002年に初めて単離に成功した新規物質のボレチンとイミン化合物。 マウスに対して急性毒性があり、本科としては珍しい神経系中毒を起こします。 しかもどれだけ濃度を下げてもマウスに致死作用を示すため致死量を特定できなかった経緯があるそうです。 注意すべきは本種は発見されて間が無いため知名度が低すぎると言うこと。 今でも「イグチに毒無し」迷信を信じている人が居ないことを祈るばかりです。
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