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野の花の趣の、鮮やかに小さな黄色の集合花の一覧
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カタバミ
8月、「葉月」の呼び名は時季の先取りともみようか。真夏の時期。私の散歩道の道際等の草花達は、その強い陽を浴びて、バラエティのある色彩を表出しようしているようだ--- 7月からの、熱い夏へ/夏の草花達の姿 ---その14。 野の花の趣の、鮮やかに小さな黄色の集合花。 ---毎年この時季に、この場所で出逢うことを愉しみにしている草花。 何時もの散歩道の道際で、少し前にここで観たあのオレンジ褐色のオニユリはすでにその花を落としていた。が、その側に、入れ替わりのように、背丈を高くして茎は上部で幾つかに分岐し、ごく小さな鮮やかな黄色の花を沢山付けた草花が、この季節を謳歌していた。 野の花の趣を持っての、私にとって懐かしい草花である。 オミナエシ(女郎花/アワバナ<粟花>) ・オミナエシ<女郎花、別名 アワバナ<粟花>、ハイショウ<敗醤>>(スイカズラ科 オミナエシ属) 日本および中国から東シベリアにかけて分布する多年草。 日本では全土に広く分布し、秋の七草の一つとして、古くは万葉集や源氏物語にも登場する馴染みの深い植物。 自生地は日当たりの良い草地で、現在では一部地域で減少傾向にある。 東京都では絶滅、新潟県、埼玉県、福井県で絶滅危惧Ⅰ類に分類されている。 オミナエシの花期は8月~9月。 花期になると、上部で分枝した茎の先に花序を出し、花径3~5㎜程度の小さな花を多数咲かせる。 花序は15~20㎝程度の散房状で、花はごく短い筒状花で花冠が5裂して平らに開く。雄しべは4個、花柱は1個。 一つ一つの花はごく小さなものだが、花序は大きく、鮮やかな黄色が目を引き付ける。花がらも黄色で長く色が残るため、観賞期間の長い花である。 葉は羽状に深く裂けて、茎に対生。 茎は上部でよく分枝し、草丈100~150㎝程度に成長する。 夏までは、長い柄のある根出葉がロゼット状に広がった状態で過ごし、その後茎を伸ばして花を咲かせる。 株は子株を残して花後に枯れ、残った子株が翌年に花を咲かせる。 耐寒性、耐暑性共に優れており、育てやすい植物。 流通している品種も改良はほとんど加えられておらず、野の花の趣を持つ。 <オミナエシの名の由来> 名前の由来には諸説。 「オミナエシ」のエシは「ヘシ(圧し)」で、美女を圧倒するという意味で名付けられたとする説。 エシは「ヘシ(飯)」から来ており、小さな集合花が粟粒に見えることから女性の食べていた飯、「女郎飯」とする説など。 <オミナエシの仲間> →オトコエシ 中国、朝鮮、シベリア、日本に分布している、オミナエシの近縁種。日本では北海道から九州、奄美大島に分布し、日当たりの良い山野などに自生。 花はオミナエシによく似た白花。 草丈100㎝程度に成長し全体に毛が多く、逞しい草姿をしている。 「オトコエシ」の名前は、オミナエシよりも強健で逞しい姿をしていることに由来。 (出典・参考; ガーデニングの図鑑)
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カタバミ
8月、「葉月」の呼び名は時季の先取りともみようか。真夏の時期。私の散歩道の道際等の草花達は、その強い陽を浴びて、バラエティのある色彩を表出しようしているようだ--- 7月からの、熱い夏へ/夏の草花達の姿 ---その14。 野の花の趣の、鮮やかに小さな黄色の集合花。 ---毎年この時季に、この場所で出逢うことを愉しみにしている草花。 何時もの散歩道の道際で、少し前にここで観たあのオレンジ褐色のオニユリはすでにその花を落としていた。が、その側に、入れ替わりのように、背丈を高くして茎は上部で幾つかに分岐し、ごく小さな鮮やかな黄色の花を沢山付けた草花が、この季節を謳歌していた。 野の花の趣を持っての、私にとって懐かしい草花である。 オミナエシ(女郎花/アワバナ<粟花>) ・オミナエシ<女郎花、別名 アワバナ<粟花>、ハイショウ<敗醤>>(スイカズラ科 オミナエシ属) 日本および中国から東シベリアにかけて分布する多年草。 日本では全土に広く分布し、秋の七草の一つとして、古くは万葉集や源氏物語にも登場する馴染みの深い植物。 自生地は日当たりの良い草地で、現在では一部地域で減少傾向にある。 東京都では絶滅、新潟県、埼玉県、福井県で絶滅危惧Ⅰ類に分類されている。 オミナエシの花期は8月~9月。 花期になると、上部で分枝した茎の先に花序を出し、花径3~5㎜程度の小さな花を多数咲かせる。 花序は15~20㎝程度の散房状で、花はごく短い筒状花で花冠が5裂して平らに開く。雄しべは4個、花柱は1個。 一つ一つの花はごく小さなものだが、花序は大きく、鮮やかな黄色が目を引き付ける。花がらも黄色で長く色が残るため、観賞期間の長い花である。 葉は羽状に深く裂けて、茎に対生。 茎は上部でよく分枝し、草丈100~150㎝程度に成長する。 夏までは、長い柄のある根出葉がロゼット状に広がった状態で過ごし、その後茎を伸ばして花を咲かせる。 株は子株を残して花後に枯れ、残った子株が翌年に花を咲かせる。 耐寒性、耐暑性共に優れており、育てやすい植物。 流通している品種も改良はほとんど加えられておらず、野の花の趣を持つ。 <オミナエシの名の由来> 名前の由来には諸説。 「オミナエシ」のエシは「ヘシ(圧し)」で、美女を圧倒するという意味で名付けられたとする説。 エシは「ヘシ(飯)」から来ており、小さな集合花が粟粒に見えることから女性の食べていた飯、「女郎飯」とする説など。 <オミナエシの仲間> →オトコエシ 中国、朝鮮、シベリア、日本に分布している、オミナエシの近縁種。日本では北海道から九州、奄美大島に分布し、日当たりの良い山野などに自生。 花はオミナエシによく似た白花。 草丈100㎝程度に成長し全体に毛が多く、逞しい草姿をしている。 「オトコエシ」の名前は、オミナエシよりも強健で逞しい姿をしていることに由来。 (出典・参考; ガーデニングの図鑑)
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