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その異様さも愛らしく、突っ立つオレンジ褐色斑点の草花の一覧

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カタバミ
8月、「葉月」の呼び名は時季の先取りともみようか。真夏の時期。私の散歩道の道際等の草花達は、その強い陽を浴びて、バラエティのある色 彩を表出しようしているようだ--- 7月からの、熱い夏へ/夏の草花達の姿---その3。 その異様さも愛らしく、突っ立つオレンジ褐色斑点の草花。 ---何時もの散歩道のある道際。ここに来ると何かホット息付くものを強く感じるのである。横道に入る。 そこに観たもの。私の中に予期した様に、今年も、あの長身の、幾つもの、くるりと上に反り返り、丸い形になる、その持つ色はオレンジ色で褐色の斑点もつ、多少に赤鬼如くの異様さを持つも、愛らしく感じさせる草花が、葉の付け根には、地に落ちると根をのばして新たな株になる、という黒いムカゴを付けて、そこに突っ立っていた。 その花はまた、ぶら下がる花姿が、仏具の天蓋に見たてられたともいう。    オニユリ(鬼百合/テンガイユリ<天蓋百合>) ・オニユリ<鬼百合、別名 テンガイユリ<天蓋百合>>(ユリ科 ユリ属)  日本、中国中部~北部、朝鮮半島、シベリア沿岸部など主に東アジアに広く分布するユリ。 一説には中国からの渡来種と言われている。 地下に鱗茎と呼ばれる球根ができる。球根は少し苦みがあるが食用になる。漢字を当てると鬼百合。テンガイユリ(天蓋百合)の別名がある。   シャンデリアのごとくぶら下がるように咲く花姿を仏具の天蓋に見立てたものといわれる。 主な開花期は7月の終わりで、径10cmほどの花を1茎に20~30輪程咲かせる。 花びらはくるりと上に反り返り、丸い形になる。色はオレンジ色で褐色の斑点が全体に入る。草丈は80cm~大きなもので2m程になる。 葉の付け根には、ムカゴと呼ばれる小さな球根のようなものができる。ムカゴは地面に落ちると根を伸ばして新たな株となる。 ヤマユリをはじめ、野生種のユリはウイルス耐性が弱くて球根をダメにしてしまうことも多いが、オニユリはウイルス耐性があり性質も強く、庭植えなどにもよく利用される比較的つきあいやすいユリである。 対馬原産のオウゴンオニユリは黄色い花を咲かせる。また、葉に縁取りの入るもの、花に褐色の模様の無いものや八重咲き種が知られている。 <近縁種のコオニユリ> また、オニユリを元として作られた園芸品種もたくさんある。 コオニユリは名前の示すとおり、オニユリに似ていますが別種の近縁種。 植物体が一回り小さく、ムカゴを作らず、種子を作る。   <日本産は3倍体> 日本に分布するオニユリはタネを付けない3倍体。タネを付ける2倍体のオニユリは対馬や韓国の済州島、釜山などに見られ、かの地では3倍体と2倍体の個体が混在している。 東アジアに広く分布するオニユリだが、大元のふるさとはこの近辺ではないかと言われている。また、さらに突き詰めてゆくと、オニユリはコオニユリなどの近縁種と掛け合わさってできた雑種、という説もある。 (出典・参考; ヤサシイエンゲイ、オニユリ Wikipedia 他) <以下、オニユリの補足(出典・一部抜粋; オニユリ Wikipedia) > ・オニユリ グアム東部、中国、朝鮮半島、日本に自生する。日本では北海道から九州の平地から低山で普通に見られ、一説には中国からの渡来種と言われている。 変種に対馬に自生するオウゴンオニユリがある。 草丈は1~2m程となる大型のユリ。葉は互生し、小さめの披針形で先端はゆるく尖る。茎は紫褐色で細かい斑点がある。 花季は7月から8月で、花弁はオレンジ色、濃褐色で暗紫色の斑点を生じる。花弁は強く反り返る。種子は作らないが、葉の付け根に暗紫色のムカゴを作る。鱗茎はヤマユリと同様、ユリ根として食用となる。 <オニユリの近縁種> 近縁に同属のコオニユリがあり、こちらは山地の草原や低地の湿原に生育する。オニユリによく似ているが、植物体が一回り小さく、ムカゴを作らず、種子を作る。
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カタバミ
8月、「葉月」の呼び名は時季の先取りともみようか。真夏の時期。私の散歩道の道際等の草花達は、その強い陽を浴びて、バラエティのある色彩を表出しようしているようだ--- 7月からの、熱い夏へ/夏の草花達の姿---その3。 その異様さも愛らしく、突っ立つオレンジ褐色斑点の草花。 ---何時もの散歩道のある道際。ここに来ると何かホット息付くものを強く感じるのである。横道に入る。 そこに観たもの。私の中に予期した様に、今年も、あの長身の、幾つもの、くるりと上に反り返り、丸い形になる、その持つ色はオレンジ色で褐色の斑点もつ、多少に赤鬼如くの異様さを持つも、愛らしく感じさせる草花が、葉の付け根には、地に落ちると根をのばして新たな株になる、という黒いムカゴを付けて、そこに突っ立っていた。 その花はまた、ぶら下がる花姿が、仏具の天蓋に見たてられたともいう。    オニユリ(鬼百合/テンガイユリ<天蓋百合>) ・オニユリ<鬼百合、別名 テンガイユリ<天蓋百合>>(ユリ科 ユリ属)  日本、中国中部~北部、朝鮮半島、シベリア沿岸部など主に東アジアに広く分布するユリ。 一説には中国からの渡来種と言われている。 地下に鱗茎と呼ばれる球根ができる。球根は少し苦みがあるが食用になる。漢字を当てると鬼百合。テンガイユリ(天蓋百合)の別名がある。   シャンデリアのごとくぶら下がるように咲く花姿を仏具の天蓋に見立てたものといわれる。 主な開花期は7月の終わりで、径10cmほどの花を1茎に20~30輪程咲かせる。 花びらはくるりと上に反り返り、丸い形になる。色はオレンジ色で褐色の斑点が全体に入る。草丈は80cm~大きなもので2m程になる。 葉の付け根には、ムカゴと呼ばれる小さな球根のようなものができる。ムカゴは地面に落ちると根を伸ばして新たな株となる。 ヤマユリをはじめ、野生種のユリはウイルス耐性が弱くて球根をダメにしてしまうことも多いが、オニユリはウイルス耐性があり性質も強く、庭植えなどにもよく利用される比較的つきあいやすいユリである。 対馬原産のオウゴンオニユリは黄色い花を咲かせる。また、葉に縁取りの入るもの、花に褐色の模様の無いものや八重咲き種が知られている。 <近縁種のコオニユリ> また、オニユリを元として作られた園芸品種もたくさんある。 コオニユリは名前の示すとおり、オニユリに似ていますが別種の近縁種。 植物体が一回り小さく、ムカゴを作らず、種子を作る。 <日本産は3倍体> 日本に分布するオニユリはタネを付けない3倍体。タネを付ける2倍体のオニユリは対馬や韓国の済州島、釜山などに見られ、かの地では3倍体と2倍体の個体が混在している。 東アジアに広く分布するオニユリだが、大元のふるさとはこの近辺ではないかと言われている。また、さらに突き詰めてゆくと、オニユリはコオニユリなどの近縁種と掛け合わさってできた雑種、という説もある。 (出典・参考; ヤサシイエンゲイ、オニユリ Wikipedia 他) <以下、オニユリの補足(出典・一部抜粋; オニユリ Wikipedia) > ・オニユリ グアム東部、中国、朝鮮半島、日本に自生する。日本では北海道から九州の平地から低山で普通に見られ、一説には中国からの渡来種と言われている。 変種に対馬に自生するオウゴンオニユリがある。 草丈は1~2m程となる大型のユリ。葉は互生し、小さめの披針形で先端はゆるく尖る。茎は紫褐色で細かい斑点がある。 花季は7月から8月で、花弁はオレンジ色、濃褐色で暗紫色の斑点を生じる。花弁は強く反り返る。種子は作らないが、葉の付け根に暗紫色のムカゴを作る。鱗茎はヤマユリと同様、ユリ根として食用となる。 <オニユリの近縁種> 近縁に同属のコオニユリがあり、こちらは山地の草原や低地の湿原に生育する。オニユリによく似ているが、植物体が一回り小さく、ムカゴを作らず、種子を作る。
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