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コンスタンス・エリオット(トケイソウ<時計草>)の一覧

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カタバミ
7月、もう後半。ここは、今年は梅雨が早めに明けたようだ。夏が強く感ぜられる時期に入る。私の散歩道の道際等の草花達は、徐々に、夏の強い陽を浴びて、バラエティのある色彩を表出しようしているようだ--- 6月からの、熱い夏に向けての準備に忙しそうな草花達---その21。 ユニークな花形の、十字を切る草花。 ---梅雨時を前後しての散歩道。今年は“どうだろうか” と、ある植栽を豊かにしているお宅の道際に、多種多様の幾つもの鉢の中の草花群に逢える楽しみ持って足を運ぶ。 そこに、最初に目に飛び込んできたもの、新たにそこに観たものは、ツル性の葉の付け根から花柄を伸ばして「十字」を切っていた草花、トケイソウであった。 そのトケイソウは、コンスタンス・エリオットなる品種であろうか。 ・トケイソウ<時計草、別名 パッションフラワー>(トケイソウ科 トケイソウ属/パッシフロラ属) 熱帯アメリカを中心にアジア、オーストラリアに約500種が分布するつる性植物、低木、多年草など、その形態は多岐に亘る。 その中で主に、美しい花を咲かせるつる性の多年草が「トケイソウ」として流通している。 トケイソウの名前は狭義では、パッシフローラ・カエルレア種の和名で、トケイソウ属の総称として用いられることの方が一般的である。 ここでは広い意味での「トケイソウ」であるトケイソウ属の植物についての紹介。 トケイソウの花期は品種により異なるが、主に7月~9月。 時計の文字盤のように見える、ユニークな形の花が特徴。 花期になると、伸びたツルの葉の付け根から花柄を伸ばし、花径6~15㎝程度の花を咲かせる。 花は、外側にある花弁のように萼片と、内側の花弁から成り、中心にある雄しべと雌しべの下には、副花冠(フクカカン)と呼ばれる特徴的な付属物が付いている。 副花冠の形状はバラエティに富んでいて、糸状のものから髭状のもの、筒状のものまである。 花後には果実が実り、食用できる品種もある。 甘酸っぱいゼリー状の果実が美味なパッションフルーツは、クダモノトケイソウの果実。 熱帯植物であり、品種によっては耐寒性の高いものもあり、庭植えにすることも可能。 あんどん仕立てにしたり、フェンスに絡めたり、緑のカーテンとしても利用される。 <トケイソウの主な品種>                      非常に多くの品種が流通している。                                    →トケイソウ(パッシフローラ・カエルレア)※             ※狭義のトケイソウ(トケイソウ Wikipediaより) 南アメリカのアルゼンチン、チリ、パラグアイ、ウルグアイ、ブラジルに分布。 日本には江戸時代に渡来し、現在でも栽培されている。 寒さに強く、庭植えでの栽培が可能。 つるは10m以上に伸び、花径10㎝程度の美しい花を咲かせる。 ちなみにこちらの果実も食べることが出来る。           →クリア・スカイ                         パッシフローラ・カエルレア種の園芸品種。 花径10~12㎝程度の大輪の花を咲かせる。 丈夫な性質で、庭植えでの栽培が可能。 →コンスタンス・エリオット                    パッシフローラ・カエルレア種の園芸品種.             花径8~9㎝程度の白い花を咲かせる。               こちらも庭植え可能。 →アメジスト 紫の花が美しく、長期間花が楽しめる。 →インセンス 花径10㎝~12㎝で、花には香りがある。 夏咲きの品種の代表で、育てやすい品種。 →ピレシー 花径10㎝~12㎝の赤い花が美しい品種。 寒さに弱い性質のため、冬場は室内での管理が基本になる。 →キトリナ 珍しい黄花品種。 こちらも冬場は室内での管理が基本になる。 花径3㎝~5㎝で、花付きが良いのが特徴。 →パッションフルーツ※ ※下記の補足を参照 他にも数多くの品種が流通している。 (以上、出典・参考: ガーデニングの図鑑) <トケイソウの補足> (以下、出典・一部抜粋; トケイソウ Wikipedia) ・トケイソウ<時計草、別名 パッションフラワー>(トケイソウ科) 和名は3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見える特徴のある花を咲かせることに由来。 英名 パッションフラワーは「キリストの受難の花」の意味で、16世にある中南米に派遣された宣教師らが、この花をかつてアッシジの聖フランチェスコが夢に見たという「十字架上の花」と信じ、キリスト教の布教に利用したという。 この花がキリストの受難を象徴する形、花の子房は十字架、3つに分裂した雌しべが釘、副冠は茨の冠、5枚の花弁と萼は合わせて10人の使徒、巻きひげはムチ、葉は槍であるなどと言われたという。            * * * * * また、トケイソウ(時計草、パッションフラワー)はトケイソウ科・トケイソウ属に分類される植物の総称であり、狭義には トケイソウ(パッシフローラ・カエルレア)という種の名である。 一般にパッションフルーツ(和名 クダモノトケイソウ)と呼ばれる物はクダモノトケイソウの実で、これ以外にも食用(果汁の採取)目的で栽培されることがある。 またパッションフラワーはハーブとして、鎮痛・精神安定・抗痙攣・不眠の緩和・血圧の降下・ヒステリーやノイローゼの緩和・更年期障害など「精神や痛みを静める」働きがあるといわれている。
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カタバミ
7月、もう後半。ここは、今年は梅雨が早めに明けたようだ。夏が強く感ぜられる時期に入る。私の散歩道の道際等の草花達は、徐々に、夏の強い陽を浴びて、バラエティのある色彩を表出しようしているようだ--- 6月からの、熱い夏に向けての準備に忙しそうな草花達---その21。 ユニークな花形の、十字を切る草花。 ---梅雨時を前後しての散歩道。今年は“どうだろうか” と、ある植栽を豊かにしているお宅の道際に、多種多様の幾つもの鉢の中の草花群に逢える楽しみ持って足を運ぶ。 そこに、最初に目に飛び込んできたもの、新たにそこに観たものは、ツル性の葉の付け根から花柄を伸ばして「十字」を切っていた草花、トケイソウであった。 そのトケイソウは、コンスタンス・エリオットなる品種であろうか。 ・トケイソウ<時計草、別名 パッションフラワー>(トケイソウ科 トケイソウ属/パッシフロラ属) 熱帯アメリカを中心にアジア、オーストラリアに約500種が分布するつる性植物、低木、多年草など、その形態は多岐に亘る。 その中で主に、美しい花を咲かせるつる性の多年草が「トケイソウ」として流通している。 トケイソウの名前は狭義では、パッシフローラ・カエルレア種の和名で、トケイソウ属の総称として用いられることの方が一般的である。 ここでは広い意味での「トケイソウ」であるトケイソウ属の植物についての紹介。 トケイソウの花期は品種により異なるが、主に7月~9月。 時計の文字盤のように見える、ユニークな形の花が特徴。 花期になると、伸びたツルの葉の付け根から花柄を伸ばし、花径6~15㎝程度の花を咲かせる。 花は、外側にある花弁のように萼片と、内側の花弁から成り、中心にある雄しべと雌しべの下には、副花冠(フクカカン)と呼ばれる特徴的な付属物が付いている。 副花冠の形状はバラエティに富んでいて、糸状のものから髭状のもの、筒状のものまである。 花後には果実が実り、食用できる品種もある。 甘酸っぱいゼリー状の果実が美味なパッションフルーツは、クダモノトケイソウの果実。 熱帯植物であり、品種によっては耐寒性の高いものもあり、庭植えにすることも可能。 あんどん仕立てにしたり、フェンスに絡めたり、緑のカーテンとしても利用される。 <トケイソウの主な品種>                      非常に多くの品種が流通している。                                    →トケイソウ(パッシフローラ・カエルレア)※             ※狭義のトケイソウ(トケイソウ Wikipediaより) 南アメリカのアルゼンチン、チリ、パラグアイ、ウルグアイ、ブラジルに分布。 日本には江戸時代に渡来し、現在でも栽培されている。 寒さに強く、庭植えでの栽培が可能。 つるは10m以上に伸び、花径10㎝程度の美しい花を咲かせる。 ちなみにこちらの果実も食べることが出来る。           →クリア・スカイ                         パッシフローラ・カエルレア種の園芸品種。 花径10~12㎝程度の大輪の花を咲かせる。 丈夫な性質で、庭植えでの栽培が可能。 →コンスタンス・エリオット                    パッシフローラ・カエルレア種の園芸品種.             花径8~9㎝程度の白い花を咲かせる。               こちらも庭植え可能。 →アメジスト 紫の花が美しく、長期間花が楽しめる。 →インセンス 花径10㎝~12㎝で、花には香りがある。 夏咲きの品種の代表で、育てやすい品種。 →ピレシー 花径10㎝~12㎝の赤い花が美しい品種。 寒さに弱い性質のため、冬場は室内での管理が基本になる。 →キトリナ 珍しい黄花品種。 こちらも冬場は室内での管理が基本になる。 花径3㎝~5㎝で、花付きが良いのが特徴。 →パッションフルーツ※ ※下記の補足を参照 他にも数多くの品種が流通している。 (以上、出典・参考: ガーデニングの図鑑) <トケイソウの補足> (以下、出典・一部抜粋; トケイソウ Wikipedia) ・トケイソウ<時計草、別名 パッションフラワー>(トケイソウ科) 和名は3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見える特徴のある花を咲かせることに由来。 英名 パッションフラワーは「キリストの受難の花」の意味で、16世にある中南米に派遣された宣教師らが、この花をかつてアッシジの聖フランチェスコが夢に見たという「十字架上の花」と信じ、キリスト教の布教に利用したという。 この花がキリストの受難を象徴する形、花の子房は十字架、3つに分裂した雌しべが釘、副冠は茨の冠、5枚の花弁と萼は合わせて10人の使徒、巻きひげはムチ、葉は槍であるなどと言われたという。            * * * * * また、トケイソウ(時計草、パッションフラワー)はトケイソウ科・トケイソウ属に分類される植物の総称であり、狭義には トケイソウ(パッシフローラ・カエルレア)という種の名である。 一般にパッションフルーツ(和名 クダモノトケイソウ)と呼ばれる物はクダモノトケイソウの実で、これ以外にも食用(果汁の採取)目的で栽培されることがある。 またパッションフラワーはハーブとして、鎮痛・精神安定・抗痙攣・不眠の緩和・血圧の降下・ヒステリーやノイローゼの緩和・更年期障害など「精神や痛みを静める」働きがあるといわれている。
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