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生物多様性保護エリアの一覧

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のんちゃん
冬のお楽しみ《 冬芽 & 葉痕 》 毎度の事ですが  投稿するまでに時間掛かっちゃって  あっという間に季節が流れていきます。冬芽•葉痕を慌てて投稿して来ました。今シーズンは  これにて最終回です 1つ目 タラノキ 楤の木 ウコギ科タラノキ属の落葉低木 在来種 沖縄以外の北海道〜九州に広く分布 山林、林縁、荒地に生育 春にはニリンソウやヤマブキソウなどが咲く 赤塚城址崖下の林縁の生物多様性保護エリアで 出会ったときには、びっくり!なんじゃこれ?! 落葉樹なので冬場は葉っぱは無くて、杖くらいの太さのトゲトゲの棒が  一本地面から生えてて  棒の先っちょは  こんな感じ。 U字型の葉痕がネックレスのよう。 あのぉ~私  タラノキって、見たことなかったんです。後で調べて、これが山菜として食するタラの芽の木なんだ!と知りました。 ずいぶん前に撮影した写真です。収穫する頃の『一番 芽』や、あわよくば誰にも収穫されず育った木の姿をみたかったのですが、私の目が探しきれないだけなのか?どうか?姿が見えなくなってしまいました。 撮影 2021   2/20 都立赤塚公園 赤塚城址崖下の林縁の生物多様性保護エリア 2つ目 オニグルミ 鬼胡桃 クルミ科クルミ属の落葉高木 在来種 沖縄以外の北海道〜九州に広く分布 川沿い、窪地の湿った場所に生育 じつは  しつこいんです、私。 何年も前に見失ったタラノキが  こっそり姿を現してやしないかと、先日 探しに行きました。 見つからなかったのですが、その代わりに…  コレまた  葉っぱの無い  太い油性マジックペンくらいの太さの棒が 地面から生えてて、高さは私の背より低く …  あれれ???トゲトゲは無いなぁ 先っちょをよ~く見ると、 ムムム!コレは! 思い当たる冬芽•葉痕があります!フォロワーさんが  投稿し 見せてくれていた  オニグルミだー! 細かな軟毛に覆われた  お猿さんみたいな、羊にも見える この お顔(葉痕)でわかりました。 それにしても  赤塚城址崖下の林縁の生物多様性保護エリアで  出会えるなんて、びっくりです。 さて、どうやってここへ来て芽吹いたのかな?そんな事も含め  この先の観察が楽しみです。 撮影 2025  3/2 都立赤塚公園 赤塚城址崖下の林縁の生物多様性保護エリア 3つ目 サルトリイバラ 猿捕茨 別名 サンキライ 山帰来 サルトリイバラ科シオデ属の落葉つる性低木 在来種 沖縄以外の北海道〜九州に分布  山地の林縁に生育  (沖縄には常緑のオキナワサルトリイバラがある) オニグルミを見っけたとき、このサルトリイバラも同じ保護エリアで撮りました。なぜだか、サルトリイバラは赤いリボンと手製の名札がつけられてるので、直ぐにわかりました。 赤い1枚の芽鱗に包まれた円錐形の冬芽は、芽鱗の上に更に1枚  茶色の葉柄に包まれています。上の方に  托葉由来のクルクル巻きひげがあるのも  ポイントですね〜 撮影 2025  3/2 都立赤塚公園 赤塚城址崖下の林縁の生物多様性保護エリア ★ どうぶつシリーズに追加 4〜5つ目 トチノキ 栃の木 ムクロジ科トチノキ属の落葉高木 在来種(日本固有種)沖縄以外の 北海道〜九州に広く分布 山地の沢沿い、渓流沿いに生育 は~い、コレまでも何度か登場して来た  我が家の玄関の真ん前に立ってる大きなトチノキです。まるで家族のような存在。 4つ目 3cm位のピカピカ光ってる弾丸状の冬芽は  十数枚ほどの芽鱗に覆われてます。(葉芽・花芽が含む)  赤褐色の芽鱗の表面には樹脂で覆われ  触るとメッチャ  ベトベトなんです。 ↘ 芽吹きの季節には、このベトベト芽鱗がたくさん落っこちて来て  靴の裏にくっつく  困りモノですが、耐寒性や耐乾燥性をアップさせ、更には  虫や鳥に芽を食べられるのを防ぐ役割もあるのだそう。 5つ目 ↗   ↙ 葉痕は腎形、三角形~心形で大きい。維管束痕は5~9個で V字U字に並ぶ。 《  維管束=枝から葉っぱの方へ水分や養分の通り道。落葉樹の葉っぱが落ちたあとに見られる維管束痕は樹木によって数や配列が様々  》 なるほど~ トチノキの葉っぱ  大きいから たくさん水分・養分  通さなきゃなんないから  維管束痕は たくさんなのねー! ↖   枝から落ちた  葉柄の  先端。 葉痕の形とぴったりきますね この尖った先っちょでゴミ袋が破けちゃうし、うっかりするとトゲのように刺してくるんです。秋の落ち葉掃除のときは  この尖りにやられないように気をつけます。 ↘   葉っぱは  7~5個の小葉をもつ大形の掌状複葉が互生します。 そばにA4サイズのノートを並べてみました。 掌状複葉の状態のまま  こんなふうに落ちてくると  ガサッと音が聞こえます。 撮影  2022  11月 〜 2023  1 月〜5 月初    
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のんちゃん
まだまだ暑さ厳しいけど、8月も残すところ数日。 わー夏が終わっちゃう〜(早く終わってくれー)  7月半ば 都立赤塚公園の生物多様性保護エリアへ ウバユリを見に行った時に 咲いていたコたちを 慌てて いくつかピックアップ 武蔵野台地の崖線下の鬱蒼とした林縁、崖線下の水溜り近辺、 もう少し陽の当る場所などなど。 ↖ ミズタマソウ 水玉草 果実に密集した白い毛が 露に濡れた様子を水玉に見立てたお名前。 花びらが散ったあとは もっと水玉っぽさが増しますよ ↗ ダイコンソウ 大根草 根生葉がダイコンの葉っぱに似ていることからこのお名前が付けられたそうなんです。いつも根生葉確認するのを忘れちゃうんです〜 → ハエドクソウ 蠅毒草 全草有毒の蠅毒草。根っこをすりおろしたり、煮詰めた汁でハエ取り紙をつくるのに使われていたことがお名前の由来。 ↘ クサギ    臭木 枝、葉を折ったりすると 臭いからって このお名前が付けられたそうですが、お花は 甘〜い いい香りなんですよ。 ↓ エンジュ 槐 (落っこちてた花) 古名は 恵爾須(えにす・ゑにす)だったようてす。それが転じてエンジュになったのだそう。 ↙ ハグロソウ  葉黒草 葉っぱが 黒ずんだ緑色をしている事がお名前の由来。とは言っても それほど黒くは感じないんですけどね。(主観) ← セリ 芹 1箇所で 競り合うように生えている 若葉の様子が由来。 この他にも ヤブラン、ヤブミョウガ、ミズヒキなどなど さり気なく賑わってました。8月 ヤブタバコも咲き始めてます。 セリ以外は去年、一昨年 投稿して覚えたので 詳しい説明は割愛しちゃいます。 セリは はじめましてなので もう一枚投稿させて下さい。(覚え書き用に) 撮影 2023 7/15 都立赤塚公園 生物多様性保護エリア ★ どうぶつシリーズ
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のんちゃん
7月半ばの写真です。 ハエドクソウ 蝿毒草 ハエドクソウ科ハエドクソウ属の多年草 在来種 北海道、本州、四国に分布 丘陵や低山の林内や林縁、藪などに生える このコは 街中の道端や線路脇では見かけません。 ニリンソウや ウバユリが居る 武蔵野丘陵の崖線。都立赤塚公園の生物多様性保護エリアです。 このエリア保全の為に ボランティア活動なさってるグループが あります。活動の一環で、ココで見られる 四季折々の生物をピックアップして 掲示板に掲載し紹介してくださっています。 それぞれのお花に名札は ついていないので、この紹介パネルを見せてもらって  頭に叩き込んで ゆっくり探し歩きました。 去年の夏も ココを彷徨いてますが 全く気が付きませんでした。 はじめましてです。 それにしても 何だか凄いお名前ですよね。 全体に毒が有り、その根っこをすり下ろしたり、煮詰めた汁を紙に染み込ませて『 ハエ取り紙 』をつくったことから こんなお名前が付いたそうです。 茎の高さは50-70cm、直立し上部で枝分かれする。 細長〜い (10-20cm ) 穂状花序にまばらにお花をつける。 白色〜淡桃色を小っさな お花 (長さ5~6mm) どことなく トキワハゼ とか ムラサキサギゴケ に 似てますね~  (以前は同じハエドクソウ科で、現在 サギゴケ科として独立している) つぼみのうちは上向きにつき、 開花すると横を向き、 実を結ぶと下を向きます。果実の先っちょの赤褐色の部分は3本のトゲで 完熟すると ひっつき虫になるんだそうです。          いひひひひ 撮影 2022 7/10 都立赤塚公園 生物多様性保護エリア
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のんちゃん
★  翼で 飛ぼう シリーズ ウバユリ 姥百合 ユリ科ウバユリ属の多年草 在来種  本州 関東地方以西の太平洋岸〜四国、九州に分布 去年の夏、植物園じゃないところで 自生しているウバユリのお花を見て 感激したのを思い出します。嬉しくてついつい三連投しました。あははっ その後 モチロン 追っかけましたよ。 ↖ 9月 まだまだ若い実。 → 11月末。さぁて そろそろかなぁ 多様性保護エリアの柵の中にいるので 下手に手出しできません。 パカッと3つに割れた蒴果は だいたい長さ4~5㎝位。 うまく撮れませんでしたが、柵によじ登って 上から覗いてみると、種子は 3つに別れた部屋にキッチリ平積み収納されてました。 ダメ元で試しに軽〜く揺すってみると !!! ↙ コピー用紙よりも ずっと薄く 繊細な翼に包まれた種が ひらひらヒラリ〜と 溢れてきました。 おっとと! 慌てて受け止め そっと置いて撮影しました。 ゆるい三角の翼は11~13㎜くらい。 ちょっと風が吹いただけで あっという間に 全部 ひらひら~っと、飛んでいってしまいました。 お花の投稿 2021 7/19 撮影7/10 撮影 若い実 2021 9/24 スマホ    完熟  2021 11/27 都立赤塚公園 生物多様性保護エリア
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のんちゃん
★ ひっつき虫シリーズ ヤナギイノコズチ 柳猪子槌かな? ヒユ科イノコズチ属の多年草 在来種  本州(千葉県以西)〜四国、九州、沖縄に分布 イノコズチのお仲間って3種類あって、  広く イノコズチって呼ばれている子は 日陰にいることが多く「日陰イノコズチ」と言うのが本名。 それに対し 日向に居てしっかり太い印象の子は 「日向イノコズチ」と言います。(詳細のくらべっこは割愛) で、もう一つは、日陰に居て 柳ように細い葉っぱが特徴の 「柳イノコズチ」 ⬅ 今回 ココ 赤塚公園の保護エリアで 見っけた子たち 日陰に居るし 第一印象は日陰イノコズチだろうなぁと思ってたんですが… 葉っぱをよーく見ると… アレレ?やけに細っいぞぉ〜  んんん??? たぶん ヤナギイノコズチかなぁと思ってますが、間違っていたら教えて下さい。 ➡ 完熟すると 薄茶色のカサカサになります。 この写真は 若い実ですが すでに 立派なひっつき虫! 花被片で果実全体を包んでいて、 その外側にある半分くらいの長さの2つの小苞。ちょっぴり外ハネになってるの 見えるかなぁ〜。その先っちょがトゲになってて ひっつくんです。 ( これも柳イノコズチだと思いますが、記憶違いで日陰イノコズチの果実かもしれませ。わかんなくなっちゃった。ごめんなさい。) ………………… 10/29 追記 やくしさんに 教わりました。 この子 ヤナギイノコズチ です。 びっくりしたのが、なんと!東京では ミズタマソウ と、同じように絶滅危惧種 Ⅱ類だそうです。 他のまだ心配ない地域では ↓ のような所で 出会えるでしょうね。 居場所は 丘陵地の湿った樹陰や平地の林縁。 特徴は  ・柳のような細い葉っぱ ・茎には稜(角)があって、切ってみると、切り口が四角形。さわってみるとゴツゴツしてる。 ・華奢な姿 ・花後 実がなると自分の重さに耐えかねて 倒れかかってる事が多い。 (?!倒れれば 背の低い動物の体にも触れやすくなりますね!あ、これは私の推測です。) どこにでもいる イノコズチのお仲間だなんて ちょ~適当なこと… 反省 & 貴重な出会いに感謝です。 立ち姿 撮影 2021 9/24 スマホ 都立赤塚公園 生物多様性保護エリア 果実 撮影 2021 10/23 スマホ 北区赤羽自然観察公園 ★ ひっつき虫シリーズ
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のんちゃん
★ ひっつき虫シリーズ ノブキ 野蕗 1/2 キク科ノブキ属の多年草 在来種 北海道〜九州に分布 山陰や谷間、木陰に自生 これも 9月上旬の写真です。 昨日 投稿した ミズタマソウが居た 赤塚公園の保護エリアです。 ふむぅ〜 フキ とか ツワブキっぽい葉っぱね。でも、違うよね? フキのお花は早春に咲いてたし、 ツワブキのお花は 黄色でこんなんじゃないよね。 コレは 咲き始めのころなのかな? たぶん そんな感じ。 あなたはだぁれ? 葉っぱも お花も一緒に撮りたくて 欲張って 真上から撮ったけど イマイチ ボケてますね。 ( 雨の日だったから そのへん差し引いて許してぇ ) 帰って 調べてみて わかりました。 フキの葉っぱに似てるから「野に咲くフキ」と、お名前が付けられたそうです。 でも 本家 フキは、キク科フキ属ですよね。属違いの 別モノなんですよ。 この写真の葉っぱは 随分丸っこいですが、調べて見ると 先が尖って三角っぽく、ハートっぽくなるようです。 グ~ンと茎を伸ばし 草丈は60-100cmになります。 茎先の 頭花には たくさんの小花 (1.5mm) が 集まってます。 わかりにくいですが… 頭花のぐるり外側に 咲き始めているのが 雌花 です。 その内側には 両性花が咲きます。 内側の両性花は 不念なので、受粉した まわりの雌花が 果実になります。 撮影 2021 9/9 スマホ 都立赤塚公園 生物多様性保護エリア ★ ひっつき虫シリーズ
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のんちゃん
★ ひっつき虫シリーズ ミズタマソウ 水玉草  アカバナ科ミズタマソウ属の多年草 在来種 北海道〜九州まで分布 山地の日陰に自生 お花と若い実は 9月上旬の写真です。 昨日に引き続き、二輪草や 姥百合なども咲いていた 赤塚公園の保護エリア。 この日はドシャ降りでしたが、仕事で近くへ行ったので ちょっと小降りになってきたお昼休みに 覗きに行ってみました。 おぉ〜!!! もしや?!もしや?! あなた ミズタマソウ?! はじめまして! 雨で倒れてしまってるので ちょっとそこんところ 差し引いて 眺めてやって下さいね。 ホントの立ち姿は 真っ直ぐスッと立ち上がってて草丈は 20-60cm位。  ↑ 茎先の 総状花序は15cm程。  3〜4mmくらいなのかなぁ 小っさな 小っさな お花なんです。 (9/9) お名前の由来は、白い毛の生えた球形の子房 ( お花のすぐ下ぷっくり膨らんだ部分 ) や 果実が 「霧がかかった水玉」に見えるから、なのだそうです。 うんうん。そうね! 花期は 8月~9月らしいので、ギリギリセーフっ  ラッキー ↙ 雨に濡れた 若い果実 うわぁ〜 水玉だー! 果実は3~5mm程で、白いかぎ状の毛が密生しています。(9/9) ↘ お花と若い実を 見っけてから およそ2週間後 (9/24) どうなったかなぁ?  覗きに行ってきましたよ。 果実が 赤茶色に 熟してます。この かぎ状の毛は、ひっつき虫なんですよ〜。 お花と若い実 撮影 2021 9/9 スマホ 熟した実 撮影 2021 9/24 スマホ 都立赤塚公園 生物多様性保護エリア ★ ひっつき虫シリーズ
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