ナンブワチガイソウ(南部輪違草) 　＊ナデシコ科ワチガイソウ属 花期は5〜6月 岩手.宮城.福島.栃木.茨城.長野県の林内などのやや湿った場所に生える多年草！ 高さは7〜25cm！ 全体的に毛が多く直立した茎には 1〜2列の下向きの長毛あり！ 花は白色の5花弁を茎頂や葉腋に1個づつ！ 雄しべは8〜10個で暗褐色！ 雌しべは花柱が3本！ 柄の無い葉は対生し卵形〜長楕円形！ 葉の両面と縁に長い毛がある！ 名前は岩手県の旧名の「南部」で岩手県北上山地に多い事から！ この場所で4年ぶりで見つけましたが、たった一株だけでした❗️ 環境省 レッドリスト絶滅危惧II類（VU） 5月8日撮影 宮城県蔵王町

ワチガイソウ属に含まれて、花の先端が切れ込むものは他に「上部の葉が接近し、輪生状になるワダソウ」や「葉が線形のクシロワチガイソウ」などがあるのですね。 写真はいずれの特徴にも当てはまらないことから、ナンブワチガイソウと判断しました。花柄には開出する長毛がありましたが、これも特徴のひとつのようですね😌🍃 私の住む県では、絶滅危惧II類 (VU)に含まれるようです。 ﾒﾓ ナデシコ科 ワチガイソウ属

ナンブワチガイソウ（南部輪違草)❷ ＊ナデシコ科ワチガイソウ属 ワチガイソウ属では、一番大型になる種 5枚の花弁の先はくぼみ、基部が細く隙間が目立つ 初めての出会いでしたが、ワチガイソウにも何種類かあり ナンブワチガイソウと知りました！ 宮城県蔵王町青麻山登山道

ナンブワチガイソウ(南部輪違草)❶ 　＊ナデシコ科ワチガイソウ属 花期は5〜6月 東北地方太平洋側に近い山地に生える 日陰に生え、杉林の下等に群生 葉の特徴として、茎上部の葉も完全に対生する！ 対生した葉の葉腋から花柄がひとつずつ出るのも特徴！ 宮城県蔵王町 青麻山登山道