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アイスランドポピー(シベリアヒナゲシ)の一覧

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カタバミ
5月は皐月。緑が映える季節に、私の散歩道の道際等の草花達は、まさに百花繚乱の時季に包まれているようである--- 4月からの、草花達の嬉々とした姿、姿---その3。 透き通るような多色花弁の、草花5つ。 ---何時もの散歩道。毎年のこの場所(ある農園の際)に、必ず観る群生するポピー。今年も早々と、その光沢のある薄い花弁を、春の陽を受けて、一層透き通る花弁を、その長い首ごと、時々くる強い春風に、大きく揺らしていた。 アイスランドポピーは通常花弁は4枚。ここに観る赤色ポピーは八重咲きに見られるが、特に群生の中には、たまに珍しくも八重も見られるのだろう。 ・アイスランドポピー<別名 シベリアヒナゲシ<シベリア雛芥子>>(ケシ科 ケシ属)     シベリア、ヨーロッパの亜寒帯、アジアの山岳地帯、北アメリカの北西部に分布する多年草。 ケシ属の植物は約60種が知られており、多くの種は寒帯から亜寒帯にかけて分布。アイスランドポピーもその一つで、分布域は寒冷な気候の地域に広がっており、山岳地帯の岩場、河川沿いの砂利、砂地の草原などで自生。 アイスランドポピーは1759年に北極探検隊に加わっていた植物学者によって発見され、シベリアヒナゲシの和名を持つ。 アイスランドポピーの名前は英名が流通名として定着し、アイスランド原産の植物というわけではない。 これはアイスランドポピーが発見されたシベリアの気候がアイスランドに似ていたことに由来。                                  寒冷地に分布していることから、同属の近縁種であるヒナゲシやオリエンタルポピーに比べて花期が早いのが特徴。 日本には大正時代初期に渡来しており、春の花壇を彩る花として広く普及。本来は短命な多年草だが、高温多湿の夏の気候に非常に弱く、日本では夏に枯れてしまうため、秋まき一年草として扱うのが一般的。 アイスランドポピーの花期は3月~5月。 花期になると、株元から多数の花茎を伸ばし、頂部に花径6~10㎝程度の花を一輪咲かせる。花は美しい光沢のある薄い4枚の花弁を持ち、中心には多数の雄しべに囲まれた雌しべがある。 雌しべの子房は特徴的な円筒形で、頂部には数本の筋が放射状に入る。 花色は赤、オレンジ、黄色、白、ピンク。 花後には子房の中に細かい種子が多数できる。 種子は熟すと蓋の下に出来た隙間からこぼれ落ち、土壌が生育に最適な環境になると発芽する。 葉は長楕円形で縁に不規則な鋸歯があり、株元でロゼット状に茂る。株は花を咲かせて30~50㎝程度に成長する。株から多数の花柄を伸ばして次々と開花するため、群植すると見事な風景を作りだす。 秋に種を蒔いて、早春から春にかけて花を咲かせる秋蒔き一年草。 耐寒性が非常に高く、適した環境であれば放任でもよく花を咲かせる。ただし、種が非常に細かい事、移植を嫌う性質などのため、種まきからの育苗は難易度がやや高め。 <ヒナゲシとの違い>                       同属の近縁種であるヒナゲシは、茎を分枝させて花を咲かせるが、アイスランドポピーは株元から花柄を長く伸ばし、頂部に一輪の花を咲かせる。花柄は分枝しないので、一本の茎に一輪の花が咲いる。 ヒナゲシには伸びた茎に葉が付いていますが、アイスランドポピーは株元から花柄を伸ばすため、茎に葉はない。 <アイスランドポピーの近縁種> ・アツミゲシ(渥美罌粟) ・オリエンタルポピー ・ナガミヒナゲシ(長実雛芥子) ・ヒナゲシ(雛芥子) (出典・参考; ガーデニングの図鑑)
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カタバミ
5月は皐月。緑が映える季節に、私の散歩道の道際等の草花達は、まさに百花繚乱の時季に包まれているようである--- 4月からの、草花達の嬉々とした姿、姿---その3。 透き通るような多色花弁の、草花5つ。 ---何時もの散歩道。毎年のこの場所(ある農園の際)に、必ず観る群生するポピー。今年も早々と、その光沢のある薄い花弁を、春の陽を受けて、一層透き通る花弁を、その長い首ごと、時々くる強い春風に、大きく揺らしていた。 アイスランドポピーは通常花弁は4枚。ここに観る赤色ポピーは八重咲きに見られるが、特に群生の中には、たまに珍しくも八重も見られるのだろう。 ・アイスランドポピー<別名 シベリアヒナゲシ<シベリア雛芥子>>(ケシ科 ケシ属)     シベリア、ヨーロッパの亜寒帯、アジアの山岳地帯、北アメリカの北西部に分布する多年草。 ケシ属の植物は約60種が知られており、多くの種は寒帯から亜寒帯にかけて分布。アイスランドポピーもその一つで、分布域は寒冷な気候の地域に広がっており、山岳地帯の岩場、河川沿いの砂利、砂地の草原などで自生。 アイスランドポピーは1759年に北極探検隊に加わっていた植物学者によって発見され、シベリアヒナゲシの和名を持つ。 アイスランドポピーの名前は英名が流通名として定着し、アイスランド原産の植物というわけではない。 これはアイスランドポピーが発見されたシベリアの気候がアイスランドに似ていたことに由来。                                  寒冷地に分布していることから、同属の近縁種であるヒナゲシやオリエンタルポピーに比べて花期が早いのが特徴。 日本には大正時代初期に渡来しており、春の花壇を彩る花として広く普及。本来は短命な多年草だが、高温多湿の夏の気候に非常に弱く、日本では夏に枯れてしまうため、秋まき一年草として扱うのが一般的。 アイスランドポピーの花期は3月~5月。 花期になると、株元から多数の花茎を伸ばし、頂部に花径6~10㎝程度の花を一輪咲かせる。花は美しい光沢のある薄い4枚の花弁を持ち、中心には多数の雄しべに囲まれた雌しべがある。 雌しべの子房は特徴的な円筒形で、頂部には数本の筋が放射状に入る。 花色は赤、オレンジ、黄色、白、ピンク。 花後には子房の中に細かい種子が多数できる。 種子は熟すと蓋の下に出来た隙間からこぼれ落ち、土壌が生育に最適な環境になると発芽する。 葉は長楕円形で縁に不規則な鋸歯があり、株元でロゼット状に茂る。株は花を咲かせて30~50㎝程度に成長する。株から多数の花柄を伸ばして次々と開花するため、群植すると見事な風景を作りだす。 秋に種を蒔いて、早春から春にかけて花を咲かせる秋蒔き一年草。 耐寒性が非常に高く、適した環境であれば放任でもよく花を咲かせる。ただし、種が非常に細かい事、移植を嫌う性質などのため、種まきからの育苗は難易度がやや高め。 <ヒナゲシとの違い>                       同属の近縁種であるヒナゲシは、茎を分枝させて花を咲かせるが、アイスランドポピーは株元から花柄を長く伸ばし、頂部に一輪の花を咲かせる。花柄は分枝しないので、一本の茎に一輪の花が咲いる。 ヒナゲシには伸びた茎に葉が付いていますが、アイスランドポピーは株元から花柄を伸ばすため、茎に葉はない。 <アイスランドポピーの近縁種> ・アツミゲシ(渥美罌粟) ・オリエンタルポピー ・ナガミヒナゲシ(長実雛芥子) ・ヒナゲシ(雛芥子) (出典・参考; ガーデニングの図鑑)
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