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フジ(藤/ノダフジ<野田藤>)の一覧

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カタバミ
4月。暖かな陽気に誘われ、草花が咲きみだれ、動物や虫たちも顔を出し始める季節。私の散歩道の道際等の草花達も、その硬い殻を脱ぎ去って、自らの容姿を奮い起こしている--- 3月からの、草花達の満面の姿、姿---その24。 大空にほふくする、フジの花。 ---少し散歩道を変えてみて、少しご無沙汰していた通りに入り、少し強い春風を受けてしばらくして、その左手に観たものは。 春の青空をしっかり掴んで、高くたかくへと、10数メートル以上もあろうか、ほふく(匍匐)しているフジ(藤)の大胆な風情をそこに観たのである。 ・フジ<藤、別名 ノダフジ<野田藤>>(マメ科 フジ属) 本州、四国、九州の山野で普通に見られる落葉つる性植物。 通常は他の木に絡みついて育つが、庭に用いる場合、「藤棚」を作り、花を密生させて鑑賞する。 開花期は4~6月で花房は30~90センチほど垂れ下がる。日本固有のフジの花は紋所のデザインになり、「古事記」にもその名があるほど日本文化との関係が深い。開花期の幻想的な風景は多くの外国人観光客をも魅了する。  草丈/樹高: 地表をほふくして成長するが、支えとなる樹木の高さによって10m以上も登ることがある(この項、出典; みんなの趣味の園芸) 単にフジという場合、ノダフジ(野田藤:とヤマフジ(山藤)の両方を含む。両者はツルの巻き方が異なり、ノダフジは上から見て右巻き、ヤマフジは左巻きになる。 ヤマフジは主に近畿地方以西の低山に見られる種で、花房は10~20センチ程度と短かく、幹はノダフジほど太くならない。また、花が大きいことや全ての小花が同時に開くことでノダフジと見分けることができる。 「フジ」という名の由来には諸説ある。長く垂れ下がる花の様子を「フキチリ(吹き散り)」または「フサタリハナ(房垂花) 」と呼び、それらが転訛してフジになったとする説、また、ツルが鞭(ムチ/ブチ)の材料になることから「ムチ/ブチ」がフジに転訛したとする説など。 「ノダフジ」は、大阪市の野田地方が本種の名所であったことから。天然記念物に指定される「牛島のフジ」などフジの名所は数多い。 花ほどには話題にならないが、晩夏から初秋にかけて熟していく豆のような実にも鑑賞価値がある。でき始めは光り輝き、乾燥するに従って黒褐色に変わる。中には直径1センチほどの種子が数個あり、1月頃になって乾燥すると自然に裂開して遠くまで飛散する。種は煎って食用にすることができる。 フジとクズ(葛)が絡み合ってどうにもならない様を葛藤という。フジの蔓は丈夫で簡単いは切れないことで知られており、昔から漁網や山登りのための臨時のロープに使われてきている。 <近縁種> ・ヤマフジ(山藤) <フジの園芸品種> ・「長崎一才」 盆栽など鉢物に多く使われるノダフジの園芸品種。花つきが良い。 ・「紫花美短」、「白花美短」 いずれもヤマフジの園芸品種で、花房が短い。ほかにもいろいろな品種がある。 <フジに似ている植物> ・キングサリ(金鎖) 同じマメ科の落葉小高木で黄色い花を咲かせるため、キバナフジとも呼ばれる。フジと共に植栽されることも多いが、ヨーロッパ原産であり、日本での自生はない。 (出典・参考; 庭木図鑑 植木ペディア、フジ Wikipedia)
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カタバミ
4月。暖かな陽気に誘われ、草花が咲きみだれ、動物や虫たちも顔を出し始める季節。私の散歩道の道際等の草花達も、その硬い殻を脱ぎ去って、自らの容姿を奮い起こしている--- 3月からの、草花達の満面の姿、姿---その24。 大空にほふくする、フジの花。 ---少し散歩道を変えてみて、少しご無沙汰していた通りに入り、少し強い春風を受けてしばらくして、その左手に観たものは。 春の青空をしっかり掴んで、高くたかくへと、10数メートル以上もあろうか、ほふく(匍匐)しているフジ(藤)の大胆な風情をそこに観たのである。 ・フジ<藤、別名 ノダフジ<野田藤>>(マメ科 フジ属) 本州、四国、九州の山野で普通に見られる落葉つる性植物。 通常は他の木に絡みついて育つが、庭に用いる場合、「藤棚」を作り、花を密生させて鑑賞する。 開花期は4~6月で花房は30~90センチほど垂れ下がる。日本固有のフジの花は紋所のデザインになり、「古事記」にもその名があるほど日本文化との関係が深い。開花期の幻想的な風景は多くの外国人観光客をも魅了する。  草丈/樹高: 地表をほふくして成長するが、支えとなる樹木の高さによって10m以上も登ることがある(この項、出典; みんなの趣味の園芸) 単にフジという場合、ノダフジ(野田藤:とヤマフジ(山藤)の両方を含む。両者はツルの巻き方が異なり、ノダフジは上から見て右巻き、ヤマフジは左巻きになる。 ヤマフジは主に近畿地方以西の低山に見られる種で、花房は10~20センチ程度と短かく、幹はノダフジほど太くならない。また、花が大きいことや全ての小花が同時に開くことでノダフジと見分けることができる。 「フジ」という名の由来には諸説ある。長く垂れ下がる花の様子を「フキチリ(吹き散り)」または「フサタリハナ(房垂花) 」と呼び、それらが転訛してフジになったとする説、また、ツルが鞭(ムチ/ブチ)の材料になることから「ムチ/ブチ」がフジに転訛したとする説など。 「ノダフジ」は、大阪市の野田地方が本種の名所であったことから。天然記念物に指定される「牛島のフジ」などフジの名所は数多い。 花ほどには話題にならないが、晩夏から初秋にかけて熟していく豆のような実にも鑑賞価値がある。でき始めは光り輝き、乾燥するに従って黒褐色に変わる。中には直径1センチほどの種子が数個あり、1月頃になって乾燥すると自然に裂開して遠くまで飛散する。種は煎って食用にすることができる。 フジとクズ(葛)が絡み合ってどうにもならない様を葛藤という。フジの蔓は丈夫で簡単いは切れないことで知られており、昔から漁網や山登りのための臨時のロープに使われてきている。 <近縁種> ・ヤマフジ(山藤) <フジの園芸品種> ・「長崎一才」 盆栽など鉢物に多く使われるノダフジの園芸品種。花つきが良い。 ・「紫花美短」、「白花美短」 いずれもヤマフジの園芸品種で、花房が短い。ほかにもいろいろな品種がある。 <フジに似ている植物> ・キングサリ(金鎖) 同じマメ科の落葉小高木で黄色い花を咲かせるため、キバナフジとも呼ばれる。フジと共に植栽されることも多いが、ヨーロッパ原産であり、日本での自生はない。 (出典・参考; 庭木図鑑 植木ペディア、フジ Wikipedia)
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