｢　刻(とき)満ちて 　　　　風にさそはれ 　　　　　発(た)つ葉らの 　　　 明日にむかひて 　　　　 軽ろけく舞へり　｣ 　　　　　　　　　　　遊 歩人 〔一つ前のpicに続き 落葉を想い〕 晴天に恵まれた今月の国有林森林ボランティア 青空を背景に、樹上での役目を終えて地表での次の役目に向かう、宙を舞う錦の木の葉🍂達の中での活動でした （青空に点々と見えてるのが舞い跳ぶ木の葉達／拡大して見て下され） ーーーーーー 愛知県瀬戸国有林 定光寺自然休養林にて（2021.12.13）

　｢　ふたたびは 　　　　帰らじ枝の 　　　　　か細きに 　　　　 刻(とき)満つるとも 　　　　　 離れがたしや　｣ 　　　　　　　　　　　　遊 歩 人 ーーーーーーー 落葉は、力尽きて落ちるのではなく、冬の訪れを予知して自分から積極的に枯れ落ちるとは言うものの……

　～　秋に想いを　～ いつも門扉脇の南天超しに｢頑張れよ！｣ と声をかけてきた孤高の山桜🌸 常緑樹たちの中でひとり秋色を纏う ーーーーーー 2021,3,31に投稿したザレ歌を再録（その際は花の山桜をup） 　｢　いそぐなよ 　　　　われに悟せし 　　　　　やまさくら 　　　 　想いを馳せし 　　　　 　朝な夕なに　｣ 　　　　　　　　　　　遊 歩 人

　｢　なつかしの 　　　　野辺の小径に 　　　　　咲く花の 　　　清（すが）しき風に 　　　　さらさらゆれて　｣ 　　　　　　　　　　　　　遊 歩 人 小さい頃に時間が戻った様な懐かしい感じ………！♡

　｢　ちりめんの 　　　 花さきををり 　　　　百日紅（ひゃくじつこう） 　　　散りては咲きつ 　　　　たれそ染むらむ　｣ 　　　　　　　　　　　　遊 歩 人 今年も百日紅が咲き続け、辺りを華やに！ ーーーーーーー ※ををり：咲きこぼれるの意

｢　山の辺に 　　　入り陽の雫 　　　　　ホタホタと 　　 茜にそめし 　　　　想ひの彩や　｣ 　　　　　　　　　　　遊 歩 人 樹木の輪郭が薄くなり始める刻、その先端に明かりが灯り始め、更に輝きを増して…次いで周りも選ばれるように明るく‼️ 帳（とばり）の降りるまで吾が魂も熱くなりて瞑目😌 合掌知温！ （掌を合わせて温かさを知る）

　～　花　筏　～ 　　　　　　　　　近くの扇 川 にて 　｢ みなの面に 　　　散りつむ花の 　　　　　漂ひて 　　　　風にまかせし 　　　　　 吾もまたをり ｣ 　　　　　　　　　　　　遊 歩 人

朝、門扉からいつも眺めて｢頑張れよ！｣ と声をかけてきた孤高の山桜🌸 咲いたと思ったら、もう散りはじめている 　｢ いそぐなよ 　　　われに悟せし 　　　　　やまさくら 　　　　想いを馳せし 　　　　　　朝な夕なに ｣ 　　　　　　　　　　遊 歩 人