この4〜5月の散歩道。そこで良く出逢う同類と思われる両者ソックリの２つの草花---

道端の歩道の片隅にも這うように、あるは花鉢の中に収まって、物静かに、多少の謙虚さを持って、しかしその肉厚の葉を持って、その生命力を誇示しているかのようにも想える、同じような植物---ツルマンネングサ、メキシコマンネングサ。

・ツルマンネングサ(ベンケイソウ科)
蔓状の茎が地を這うように伸びて繁殖していく。

・メキシコマンネングサ(ベンケイソウ科)
元々は観賞用として導入された園芸植物だったようだが、野生化して道路沿いの荒れ地などに生育している。メキシコ原産とする説もあったが、原産地は、はっきりとは分かってはいないとの。

両者とも、多肉植物で葉や茎に水分を貯えるので水分の少ない所でも生きられ、常緑であることから、マンネングサの名が。　

(以上、しろうと自然科学者の自然観察日記 より　出典・参考)