分類 ナンブアザミ節ハマアザミ亜節
和名 シマアザミ
別名
種名 Cirsium brevicaule
変種名 リュウキュウシロバナアザミ
キャッチフレーズ 奄美大島～沖縄島の海岸に生える，大型の白い頭花が直立するアザミ
基準産地 沖縄県沖縄島
記載 日本固有種．根生葉は花期にも生存する．全体が豪壮な割には根は貧弱．茎は高さ0.3-1 m，直立し，単純あるいは上部で数回分枝する．根生葉は肉質で光沢があり，狭卵形～卵形，長さ10-50 cm，羽状に深裂～中裂し，裂片は10-13対，下面に長毛があり，鋭い刺がある．花期は12月～4月だが，ほぼ一年中咲くという．両全性．頭花は単生または数個がコンパクトな総状花序につき，直立する．総苞は球形～椀形，生時で直径2-3 cm，総苞片は10−11列，圧着し，上半部がわずかに斜上する．腺体を欠くため，総苞は粘らない．小花はわずかに黄色を帯びた白色で長さ18-22 mm，狭筒部は明らかに広筒部より長い．痩果は灰褐色，長さ約4 mm，冠毛は長さ10-13 mm．染色体数2n=2x=34．沿海地の草原や砂浜，岩礫地に生える．