散歩中にUR敷地内花壇で見つけた
朱赤の可愛いらしいクサボケ。


クサボケ（草木瓜）
学名： Chaenomeles japonica
目： バラ目
分類階級： 種
上位分類： ボケ属
花言葉：一目惚れ

草木瓜 ・日本固有の落葉低木で、本州中南部、四国及び九州の山野に見られる。 枝が上へと伸びて樹高が２ｍほどになるボケとは異なり、枝が横に広がって草状に立ち上がるため、クサボケと呼ばれる。
・花期は３～５月で葉の展開と共に開花

花は直径３センチほどで花弁は５枚、ボケよりも一回り小さいが花だけで見分けるのは難しい。花には雄花と両性花がある。花は一重の朱色が基本だが、八重咲き種や黄色、白の花が咲く品種（変種）もある。平地ではバラのように秋にも開花、結実することが多く、９月頃には花と実を同時に見ることができる。

・漢方では乾燥させたクサボケの実を「和木瓜」と呼び、強壮、鎮痙、鎮咳、利尿に効果があるとされる。

・クサボケを家の庭に植えると火事を招くとする俗説があるためか、観賞価値や実用性が高い割には庭に用いられることは少ない。ボケも同様に忌み嫌われることがある。