カタバミ
11月上旬の散歩道。更地化された住居の1区画のグランドが、ピンクや白色の金平糖のように丸く愛らしい草花---ヒメツルソバ＜姫蔓蕎麦＞(タデ科)---で、ほぼ全体にカバーされている。

また、周辺の道端の住まいの園芸には、この草花のツル性を生かしての細やかな仕立てが目につくのもこの頃です。

こうしたスペースには、いわゆる各種の植物、雑草(=人間の生活範囲に人間の意図にかかわらず自然に繁殖する植物)が繁茂するが、ここでは、植えてない人にとっては、その繁殖力や野生化に厄介な雑草扱いされる面のあるこの草花は、通りすがりの私の様ものには、その一面の花群には一抹以上のその生命力共に美しささえ感じる。

この草花、その花姿の愛らしさ故、また暑さ、寒さに強く、手入れを忘れさせる故でしょうか、園芸店では他の花に添えてのポット苗での人気がある様です。

＜ヒメツルソバ(別名:カンイタドリ(寒虎杖)) ヒマラヤからロックガーデン用に日本に導入された多年草。名前の通り蕎麦の小さな花に似ている。ピンク、白色の丸い花が群生している景色は愛らしい＞