今年は挿し木もエアロポット(小さいサイズに加工)を使用。
エアロポットは、全面から空気を取り込むことで、ジメジメした加湿状態を起こさず、嫌気性細菌の発生を抑えて腐りを防ぐ効果があるようです。

乾燥を意識するのであれば、スリット鉢に少量の培養土を入れて挿す。パーライト主体にすれば良いのですが…発根後の植え付けの手間や根への負担を考え、先輩栽培家の『工程(無駄)を減らす』栽培を意識。発根後も植え替えはしなくて良いように、4.5号鉢相当に加工したエアロポットを用意。

エアロポット(加工)に、やや水持ちの良いトロピカルビレッジさんから出ている培養土を使用(赤玉の入っていない)、挿し木後、口をクリップで留めることでグラつきません(画像手前の真ん中の状態)
水遣りはエルセ水とラピッドスタートを併用。しっかり乾いてから与えました。
スリット鉢でも挿し木をしましたが、乾きと発根はエアロポットの方が早かったものの、試した数が少なく、品種もマチマチ。比較するほどの劇的な効果はありません(実際は、ちょっとの効果が大切)挿し木の枝も状態や処理がしっかりとされたものを、プルメリア・コレクターズ・フェスティバル 2019やトロピカルビレッジさんなどで、厳選購入したので失敗しませんでした。

葉が展開した苗木は、画像左側のように口を開けて、培養土とレアアースを追加。倒れ防止と乾燥しすぎないよう5号スリット鉢に入れて調整中。年内はこのまま様子を見て、来年の春にエアロポット小(6ℓ)に植え替え予定です。2.5.12追記:一部植え替えせず、スリット鉢にそのまま入れ、隙間に赤玉土を足して二重鉢のようにしました。植え替えた苗木は、スリット鉢に挿し木したものより根が充実していました。

貴重な品種ばかりなので、挿し木が成功してホッとしています。あとは真ん中の先週挿し木した『Miracle』の成功を祈るばかり^ ^