【ギンリョウソウ】
裏山の広葉樹の下に咲く、氷のように透き通った白い花をつけているギンリョウソウです。撮影時期が少し遅れてたため、美しい姿を画像にできたのはこの株だけでした。
やや透明感のある白い花の姿全体が銀色の竜様に見えることから銀竜草と名付けられており半透明の腐生植物ということから、ユウレイタケという可愛そうな属名で呼ばれます。このような属名で呼ばれるのはかわいそうですね。
また、この植物は葉緑体を持たないため、光合成をして栄養を作り出すことがでず周囲の樹木と菌根を作るベニタケ類に寄生して、栄養を得ていると考えられており、菌類を利用して樹木が合成する栄養を間接的に得ているとのことです。
何かしら、神秘的な雰囲気のあり植物ですね。