何かをじっくりじっくり煮込むとき、🍲

鍋から沸き立つ温かな湯気の中に、
中学生時代の自分が、蘇る。


一時間に、二本しかない電車🚃に乗り遅れ、
友と２人、線路道を約１５km先の郡山まで、
歩いてしまった事。

それが、良いか悪いかは判ってはいたけれど、
好奇心が勝ることも多く、結構、私は、
やってしまうタイプの子供だった。

途中、農作業をする人達に見つかったけれど、
叱らず、見守ってくれていたんだよね。

「何？あんた達、郡山まで行くの？大したもんだ！
だけど、気をつけて行くんだぞ！！」
なんて言って貰って、

一個ずつ、梨を握らせてくれた。🍐


今、私がこの年齢で、
同じような子供達に出くわしたら、
どのような対応をとるのだろうか？

何が正解かが判らない、複雑な時代に、
なっちゃっている、気がするからね。