今日も朝から、心がざわついていたので、気を鎮めるため、三日前に購入して植え付けていなかったプリムラ2ポットとオステオスペルマム3ポットを寄せ植えして、2鉢に植えました。

そして、花がら摘みをしていると、妻が今日も遠くへドライブへ行こうと言うので、今日は、庭仕事がかなり遅れているので、やめておこうと言いましたが、気分が優れないので、お父さんが良いところだったらどこでもいいので、ドライブに行こうと、強く誘われました。

私は、では、午後3時にはお寺のお坊さんが祥月命日の読経に来れるので、それまでに往復できる柳井に行こう、もうそろそろ、車のオイル交換をしないといけないので、柳井市にあるいつものビッグ・モーターへ行き、その帰りに｢ヤナイ園芸｣によって気分転換しようと提案し、午前10時45分に自宅を出発しました。

家にたどり着いたのは、午後2時半でした。

｢ヤナイ園芸｣では、少ないお小遣いの中から、約2,000円の植物の買い物をしました。最初は900円ぐらいの買い物ですむ予定だったのですが、12ポットで1,080円の特売品があったので、即購入してしまいました。

その中に、高価なスキミヤ、大きなキダチベゴニア(シュウカイドウ)、ボンザ・マーガレット、そしてムスカリ、ポトスなどが入っていたらです。計算すると軽く3,000円を超す植物が入っていたので、もう、手が伸びて、これ買います、と店員さんに告げていました。

左上の一番手前が、今日、購入した特売品ケースに入っていたキダチベゴニア(シュウカイドウ)です。その他を周りに並べて投稿しました。下段中央の寄せ植えのスカビオサ1ポット、プリムラ3ポットと、下段左端のケースに入っているクレマチス1ポットは、定価で買いました。

帰って１番にボンザ・マーガレットを植え込みました。そして、プリムラ、スカビオサ、ムスカリを植え込んだところで、お坊さんが来られたので、作業を停止して、仏壇へ向かいました。

今日は、他所で葬式があったので、いつもの時間とは違いました。

読経後、いま、私が抱えている問題について語りました。私の判断をどう思うかを尋ねました。

すると、お坊さんは別の実例や、法話を持ち出され、とても苦しい決断をされたと思います、聞いている範囲では、言われる通り、仏道に沿った決断だと思います、とおっしゃってくださいました。

40分ぐらい、妻を含めて話し込みました。いつもあなたには、厳しい仏の判断基準があるのですね、とも言われました。

これはとても心強くなるお話しをいただきましたが、心の苦しさがとれたわけではありませんでした。

お坊さんが帰られて、妻が郵便受けを見ました。すると、そこには、妻の父から、妻とお義母さん宛に、一通の封書が届いていました。

私の名前がその一通の封書記載されていなかったので、私は一緒には見ませんでした。

一足先に読んだ妻は泣いていたようです。私にも読んで欲しいというので、読みました。

先日の電話で、私がお義父さんに、あなたの妻と娘が、あなたがこの家に帰ってくると病気が重くなるので、私はお義父さんをこの家に入れることはできません、と明確に伝えたので、娘と妻に家に帰らせてくれとの手紙を書いていました。

お義母さんは、興奮をされて、絶対拒否する手紙を書くから、紙と封筒と切手を用意して欲しいと言われたので、差し出しました。

認知症ですから、文章は誤字、脱字だらけでしたが、絶対に帰ってくるな、あんたのために65年間も苦労させられた。娘は障害手帳を持つほど、こころをわずらっている、あんたの顔を忘れた、思い出したくもない、という主旨の文章を書いていました。

明日、投函します。

多分、それでも、お義父さんは、帰りたいとしつこく、相談員を通じて連絡を入れてくるでしょう。

妻は、こんな思いをお嫁さんや孫にはさせたくない、とつぶやいていました。

お義母さんは、今が一番幸せなんだから、絶対、帰らさない、と興奮していました。

今日も大変な一日でした。

長い道のりですが、あとはすべきことを自分のこころにしたがって、淡々と行っていくのみです。

妻はさらにつぶやきました。アルコール依存症の息子はまだ36歳、アルコール依存症で、この先、苦しみは続く、お母さんはもう84歳だから、あと数年だけど、私は10年以上はおびえて暮らさなければならないと思うと辛い、と。