日本には樹木の種類が約1500ほどあって、葉っぱの大きさや色形もそれぞれです。
中でもボクはミズナラや同じ仲間のブナの葉っぱが好きです。

黄葉したミズナラの葉っぱが地面に落ちていると、見るや否やすぐさま転げ回ります。
そして落ち葉で体を隠し、知らずに近づいて来た森の動物たちや小鳥を驚かすのです。

ミズナラと言えば、北海道のミズナラが乱伐され、オーク材として主にヨーロッパに
輸出されたことがありました。自然破壊との反対運動が起こり、伐採が規制されました。
用途は、家具やワインの樽などに利用されたようです。

ミズナラは大きなドングリを付けるので、森の動物たちにとってなくてはならない木です。
イベリコ豚もかつてはヨーロッパブナの木の下に放牧していたようです。日本でもドングリ
が豊作の年は「イノシシが山から肉を背負って下りてくる」と言って、猟師さんたちが大喜
びです。