アザレアの花言葉は花の色で変わる
ややこしいのです

新婚ー（アザレアの咳払い）

ある日、太郎が酔っ払って遅くに帰宅した
ただいまぁ おかえりぃ
妻の花子は昼に買っておいた
赤いアザレアを太郎にプレゼントする
「花言葉は"控えめに"だよ！ 飲み過ぎ注意！」

すると太郎は買物袋から
白いアザレアを出してテーブルに置いた
「偶然だなぁ ハイ、これ！」
「ありがとう！ 愛されてる感じ！」
喜ぶ花子は太郎に抱きつきたいが
恥じらいもあって自制して手をにぎる

ふたりは肩を寄せ合ってソファーに座り
イチャイチャするが直ぐに離れる

その様子を横で見ていたダックスフント
「初々しいネェェ 結婚しても青春かぁ？」

出窓に置いたピンクのアザレアが
軽く咳をした


花言葉
アザレア ／ 自制心、禁酒
赤 ／ 節制
白 ／ 愛されて幸せ、満ち足りている
ピンク ／ 青春の喜び

無理矢理まとめると
「青春の喜びを禁酒という節制で気持ちが満足」
やはり理解不能になりますね
では、もっと解りやすく
「抑圧の快感」か「M心」でいいじゃないの？

八重咲きツツジのアザレアは
花言葉をとりあえず封印することにしたらしい