今日はマツタケ採りでした。途中で赤土の露出した斜面に白い花が一面に咲い
ていたので、何の花だろうと思い車を止めて見るとセンブリの花でした。

かつては胃腸薬として田舎の出店などで高値で売買されていましたが、乾燥して
売ると薬事法に抵触することから、今ではほとんど見かけなくなりました。

子供頃、お腹が痛いと言えばセンブリを煎じて飲まされたので、我慢していたのを
覚えています。千回振りだしても苦味があることから付いた名前ですが、実際には
苦味が出るのは3回程度です。


センブリと並んでドクダミ・ゲンノショウコは三大民間薬なので、今でも漢方薬と
して根強い愛好者がいます。面白いのは発毛効果があるらしくて、マスカラや眉墨に
配合していることです。

　
センブリの花が目立ち始めると、もう冬はそこまで来ています。2日前にはすでに
霧氷が見られ、いよいよ紅葉のトップシーズンを迎えます。
そうそうマツタケですが、5本ありました。大きいので25センチほどです。ボクは
マツタケはあまり好きでないので、誰にあげようかと思案中です。