この写真の半分から上の一分が、我が家の里山(標高40m～120m、標高70m
～120mの二ヶ所)

もうほとんどが、竹林におおわれている

数年、孟宗竹と格闘したが、広島市の中心で育った私の力では竹の勢いには勝てない

義父の父とその先祖が、頑張って開墾し、芋やその他野菜を植えていたようである

農業や林業などは全く経験がなく、いきなり13年前ぐらいにお前に任す、と言われ、分からないままに、本を読んだり、地元の先輩に聞きながら、山仕事を始めた

我が家の里山は、ここ以外にも、この山の北西方向の裏側に、山のてっぺん近くから13段の段々畑があるが、9段は、家庭ごみと孟宗竹におおわれている

ごみは、小作をされていたおじさんが何十年にも渡って捨てて来たようである下から四段は、義父母と私で、ゴミを片付けたが、残り9段にはプラスチック、ビニール、ポリ袋、ビン、スチール缶などが散在している

そのおじさんは13年以上前に他界された

その後始末を任されたのだか、仕事をしながらの時期は、本当に大変だった

孟宗竹は数千本、梅の木が30本、フキは何千本あるのか、わからない

ハワイに住み、アメリカ人になった本家の孟宗竹の竹林も相当ある

アルコール依存症だった義父は、ほとんど、山仕事をせずに生きてきた(14歳までは自分のお父さんが生きていたので、手伝わされていたが、大嫌いな仕事だったようである)

家の庭から見る里山の景色は、竹林が風に揺られてとてもよい情景を見せてくれる

しかし、そこでの山仕事は、私の想像をはるかに超えていた

山の頂上へと続く道を整備するだけでも大仕事であり、片っ端から猪が山ミミズを捕食するために道を掘り崩す

どこの里山も、そのような有り様だと近所できいたり、テレビで見聞きした

義父母の介護と妻の病の安定のための見守りを続けるなかで、どのような選択をすべきか、考えているところである