先日見つけてしまった「コブ」

何度も見たこの姿

「癌腫 」です😱

癌腫病に感染すると根や株元ににコブができ、それが次第に大きくなって、株全体が衰弱したり枯れてしまうことがあります

しかもこの薔薇

春にお迎えしたばかりの「新苗」

河本バラ園の去年の新品種『ル・ソワール 』

せっせと摘蕾し、肥料をやって、薬をまいて、すくすく育って、
秋の開花をすごくすごく楽しみにしていただけに、めちゃくちゃショックでした

育てて半年で出来たのは、最短記録です

「カルス」かも？と、現実逃避してみたものの、毎年癌腫と向き合っている私は、もう100%癌腫にしか見えなくて・・・

さすがに半年なので、販売元に問い合わせをしました

とても丁寧に対応をしてくださり、メーカーへも確認、やはり「癌腫病 」との回答でした

現在新苗の取り扱いがないため、冬に6号大苗を補償として送ってくださることになりました

バラ栽培を始めて９年目ですが、新苗を育てたのは今年が初めて

小さい苗から大きくなる様子をずっと見ていたので、いつも以上に愛着がわいていたル・ソワール

残念ではありますが、出荷の時点で癌腫を見つけるのは困難ですし、

生産者さんも癌腫を出さないよう色々苦労されていると聞きますし、

仕方のないことなのかな？と思います

で、他の株も心配になって今日の夕方パトロールしたら、見つけてしまった‼️

３月に届いた予約大苗『亜欧 』にも癌腫が〜〜💦💦

これに至っては、なるほどなという感じ
お迎えした時から枝が細くて頼りなかったので・・・

こちらも販売元に問い合わせをし、返信待ちです

本当に厄介な病気ですね💦

様々な癌腫を見てきましたが、株元にモコモコっとできるタイプの癌腫が一番、株に負担をかけます

根っこにできた時は取り除いたあと、毎年元気にモリモリ育っている株がほとんどです

癌腫株との共存は非常に労力と手間がかかります

ハサミの消毒はもちろん必須

土替えの時にも、土が飛び散らないよう気をつけたり、終わった後の土の処理、現場の消毒など、大変なことばかり

共存はなかなか難しい💦

色々考えてしまいます・・・

また冬に時間があるときにでも、癌腫について語れたらと思います😅