今日から9月です。
今月も🏷️映画の日、参加させてください🤗

8月までの仕事を終え、しばしゆったりめのスタートの9月。
NHK朝ドラ『あんぱん』のここ数週間分録画をしていたものを一気見しました。
だいぶ自分の子供の頃の時代に近づき、おそらくあの人がモデルでは？と思う実在の人物がちょこちょこ出てきました。

ブッキーこと妻夫木 聡さん演じる八木信之介のモデルとなったのではないかと考察されている人物は２人いるようですが、1人はやなせ氏が実際に入隊した小倉の野戦重砲連隊で出会った、新屋敷上等兵。
そして、もう一人、晩年の八木のモデルはなんと！あのサンリオの初代社長(現・会長)の辻新太郎さんではないかと。
初めはまったく気付きませんでしたが、NHKはちょいちょい実在の人物の名前を少しだけ変えたりするので、八木信之助→辻新太郎とか、八木が経営する雑貨店の名前が九州コットンセンター→山梨シルクセンター(サンリオの前身の会社)だったりで、なるほどと😆
『詩とメルヘン』とか懐かしい〜。子供の頃の愛読書でした。

あともう一人気になった人物は「白鳥玉恵」です。
柳井嵩が作詞した「手のひらを太陽に」を歌う歌手として登場。この歌を最初に歌った女優で歌手の宮城まり子さんがモデルです。

ということで、今回の『映画の日』は私が子供時代に観て感銘を受けた映画2作品を紹介したいと思います♪

★まず1作目
『ねむの木の詩がきこえる』

まずは宮城まり子さん（1927~2020年）についてご紹介。
宮城まり子さんは女優・歌手でありながら身体の不自由な子供たちのための養護施設「ねむの木学園」を静岡県に設立(1968年)した女性です。

障害のある子ども達が経済的理由などで家族と暮らせず、学校にも通えない実態を知り、４１歳の時、私財を投じて日本初の民間社会福祉施設を設立したのです。
この映画は「ねむの木学園」の運営にあたる、宮城まり子さん自身の闘いと喜びの日々を記録したドキュメンタリー風の作品で、1977年公開のものです。
私は母に連れられて観に行ったのですが、なにせうん十年前のこと、詳しい内容までは覚えていませんが、肢体不自由、発達障害・知的障害・自閉症、精神障害等、さまざまな障害の子供達がまり子さんの無償の愛に見守られ、純粋無垢にそして自由に美術や音楽に取り組む姿を見て子供心ながらに何か心を揺さぶられ、未だに強く心に残っているドキュメンタリーです。

映画と合わせるお花はネムノキとしたかったのですが、なかったので、似たお花で過去PICのカリアンドラ・エリオフィラ、緋合歓（ヒネム）です。

★2作目はサンリオの「くるみ割り人形」(1979年作)

子供の頃、松戸(千葉県)にサンリオ劇場という、サンリオに特化した映画館があったのですよねぇ。
キティちゃんなどのアニメはもちろん、サンリオキャラのアニメが主だったと思うのですが、その中でも人形劇スタイルの『くるみ割り人形』が大好きで、大人になっても忘れられない内容でした。

サンリオらしいファンタジー一色な物語かと思いきや、実は冒頭から怖い😣
夜、遅くなってもいつまでも
寝ない子どもを見つけるとジャンカリンがやってきて、ネズミに変えてしまい、そのネズミにした子どもをさらっていくというもの。子供の頃は夜更かしすると本当にジャンカリンがやってくる〜！💦と思い込んでいました。
そんな怖い始まり方だけど、その後はすっかり物語に魅了。最後はちゃんとハッピーエンドでファンタジーへ。
とても印象的な作品でしたが、2014年にキャリーぱみゅぱみゅのライブのアートデザイナーとしても有名な増田セバスチャンによりリメイクされると聞いて、こちらもすぐさま観に行きました。
昔の世界感はそのまま崩されることなく、サンリオのくるみ割り人形熱をしばし再燃でした。
声優陣も豪華
クララ - 有村架純
フリッツ/フランツ - 松坂桃李
シュヌルル王子 - 藤井隆
占い師 - 大野拓朗
王様 - 吉田鋼太郎
大臣 - 安蘭けい
マリー姫 - 板野友美（友情出演）
婆や - 由紀さおり（特別出演）
マウゼリンクス夫人 - 広末涼子
ドロッセルマイヤー/不思議婆さん/人形遣い/時計商人 - 市村正親


この映画に合わせたお花は実家の庭のイチジクと母にプレゼントした黄薔薇の鉢植え。
この夏の暑さでも元気に咲いてくれています。

〜おまけ〜
今年採れたイチジクは昨年のより少し大きめ。
イチジクのマフィンを作ってみました♪