マルバツユクサ

ツユクサ科ツユクサ属
一年草
関東地方以西〜琉球列島に分布する。
海岸に近い砂質の地に生える。
熱帯アジア原産だが、近年は輸入の園芸用土に混入した種子由来とされるものが最近、急速に勢力を広げている。
地下に閉鎖花を付け、自家受粉して種子を作る。
これは地上の茎が刈られてしまったり、動物などに食べられたりしても、根こそぎ抜かない限り子孫を残す生き残り作戦の１つである。
事実、このお花も、一旦開花する前に除草剤で枯れましたが、復活してこのようにお花が咲きました。

高さ30〜90cm
茎には粗い毛が一面に生えている。
葉はツユクサより大きく、長さ2.5〜8cm、幅は1.2〜4.5cmの卵形から卵状長楕円形で、先端は尖らず、縁は波状で両面には毛がある。
花はツユクサよりも小柄で、色が薄い青い花弁は長さ4〜5mmほどである。
花期７〜１０月