キツネノカミソリ

ヒガンバナ科ヒガンバナ属
多年草球根植物
本州、四国、九州に分布
明るい林床や林縁などに自生する。
名前はスイセンの葉に似ていて、細長い葉がカミソリのようであることからカミソリの名が付き、キツネは花色がキツネの体の色を連想させることやキツネが使うようなカミソリ（葉や花弁）の形だからなどの説がある。
別名はキツネノタイマツ、キツネユリ、キツネバナ、ジゴクバナなど。
葉の形や花と葉を別々に出すところ、有害植物である点はヒガンバナと共通するが、花の形及び花を出す時季は異なる。
キツネノカミソリは、早春に葉を球根から直接出して球根を太らせ、葉が生い茂る夏ごろには一旦葉を落とす。
盆（８月半ば）前後になると、花茎を30〜50cmほど伸ばし、先端で枝分かれした先に、いくつかの花を咲かせる。
雌雄同花で、花弁は橙色で6枚である。
花期８〜９月
ちなみに8月30日の誕生花である。
花言葉は「妖艶」

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