ミズカンナ

クズウコン科ミズカンナ属
多年草
北アメリカ、熱帯アフリカ原産
水深の浅い池沼の水辺に育つ。
別名はウォーターカンナ、ヌマバショウ
日本には昭和初期に渡来し、観賞用として導入されたものが各地に野生化している。
草丈1〜3mで、夏には人の背丈を超えるほどになる。
カンナのような長さ20〜60cmの大きな葉を持つ。
巻貝みたいな蕾から赤紫色の花が咲く。
茎先に長い花柄を出し、10〜30輪の小花をまばらな穂状に咲かせる。
小花は1〜2cmで、形状ははっきりしないが、紫色をした花弁のようなものは「仮雄しべ」で、粉白色を帯びた萼とのコントラストが見どころである。
花後にできる果実は直径1cmほどの球形で、中には黒褐色の種子が入っている。
花期７〜１０月
花言葉は「堅実な未来」

よく見ると、すでに果実ができ始めています。