【季節の風物シリーズ;空蝉⁉︎】《再編集投稿》

@TREASURE//Kazyan's Collection
　これらは小生の宝物デス🐶

📖Tale of Utsusemi❣️

🗒️フレグランスの瓶:RISINGWAVE TRANS OCEAN
　　;上昇する波海を渡る(小生愛用の夏用のフレグランスの容器)

🗒️ブレスレット:天然石;翡翠&クリスタル

📝蝉の抜け殻を空蝉として解釈しますと…
　　光源氏も悩まずに済むかも知れませんが…⁇

📝この写真画像は、直ぐ近所の⛩️神社境内に植栽されている庭のヤマモモの木枝にぶら下がっていた蝉の抜け殻を採取して、成体のクマぜみと共に飾ってみたものを📱パチリ撮ってみましたデス🐶

《一歌献上;パロディ》

「庭の木に光源氏の空蝉や 面目無いと ぼやくだけ哉」

@訳意; I found Hikaru Genji's Utsusemi on a tree in the garden, but I wonder where it flew off to... "I'm ashamed," he simply mutters.
;庭の木に光源氏の空蝉を見つけたのですが、どこへ飛んで行ったのでしょう…
"面目無い:恥ずかしい"と彼は呟いた。

【注記】
　光源氏と空蝉の関係は、『源氏物語』の中で、光源氏が初めて「逢瀬を拒否された女性」として描かれています。
空蝉は、身分の違いから光源氏との関係を避け、最後まで拒み続けますが、光源氏への恋心を完全に断ち切ることはできず、葛藤する姿の描写が印象的です。
さすがはインテリジェンスの高い秀逸な文人、紫式部デス😺

✍️Works;Poetaster Kazyan Doe.,//筍歌人:藪中和堂

📖蝉の抜け殻:豆知識

📝セミの抜け殻は、単なる虫の抜け殻ではなく、幸運や再生、成長、粘り強さといったポジティブな意味を持つ縁起の良いものとして、古くから人々に親しまれてきました。

🗒️セミの抜け殻は幸運の象徴とされています。
特に日本では、長い間土の中で過ごし、成虫になる確率が低いセミが、無事に羽化して抜け殻を残すことから、再生や復活、成長の前兆とされています。
また、粘り強さの象徴としても捉えられています。

@再生と復活:
セミは幼虫として長い期間を地中で過ごし、成虫になって地上に出てからは短期間で一生を終えます。
この地上に出てからの短い期間に、抜け殻として姿を残すことから、再生や復活の象徴とされています。

@成長の前兆:
成虫になる確率が低いセミが、無事に成虫になれた証拠として抜け殻を残すことから、成長や飛躍の前兆と捉えられています。

@粘り強さ:
抜け殻がなかなか落ちないことから、粘り強さや忍耐力の象徴とも言われています。

@海外での認識:
フランスでは、セミの抜け殻は「幸運を呼ぶ虫」として知られています。

📝昆虫の幼虫から成虫に脱皮する姿を観察していると、とても不思議な生態を観ることができ神秘的な感覚になります。

脱皮行動は、まさに命懸けでのことデスが、不思議なことに失敗しているのを見たことはありませんデス🐶

一体どういう仕組みの遺伝子構造をしているのでしょうか？

📝余談ですが、人間にも子供から大人への脱皮があると、もう少しレベルアップした人類となるかも…⁇

🗒️これらは現在、透けて見えるカプセルの中に入れて、貴重品扱いの宝物として、乾燥剤と防腐剤を入れて密閉して保管しています。

🗒️実は食べられる蝉の抜け殻⁈

蝉の抜け殻は食べられるのですか？
という人がいますが、実際に蝉も蝉の抜け殻も、中国や沖縄では食材として古くから食べられてきました。

小生は高校生の頃迄食べていましたよ⁉︎
但し、成虫や抜け殻ではなくて、真っ白い幼虫をプライパンで砂糖醤油で炒って食べていました。
蜂の子と栗虫と同様な味で、高級なタンパク源として、普通に食べていました。
さすがに、蝉の成虫は食べたことはありませんが、イナゴ佃煮やゲンゴローの唐揚げは成虫で食べていました。
わが郷里では、誰でも経験しているほどで、普通に美味しい食材でしたよ。

アブラゼミは脂っこいのでアブラゼミと言われたとか、また、抜け殻は漢方の生薬としても古くから使われています。

🗒️蝉退［せんたい］は体を鎮める漢方薬

"蝉退（せんたい）"と呼ばれ、解熱作用や鎮静効果があり、おできの化膿止めやかぶれのかゆみの緩和などの外用薬
解熱や赤ちゃんの夜泣き
発熱やのどの痛みを鎮める感冒薬
などの内服にも使われてきました。

蝉の抜け殻料理の究極は、ジャイアンシチュー？！
架空の世界ではありますが、藤子・F・不二雄先生の代表作品ドラえもんに登場するガキ大将“ジャイアン”が作る太陽系最強の殺人的ゲテもの料理、
"ジャイアンシチュー"には、必ず蝉の抜け殻が入っていることは、ファンにはよく知られているところだそうです。

子どもの頃、虫が怖くて触れない子も、蝉の抜け殻なら持って触って遊んだりしていたのを思い出します。

羽化した後の蝶のさなぎや、孵化後のカマキリの卵も見たことがありますが、それらは別に持って帰りたいとも思いませんでした。

蝉の抜け殻には、何かわくわくするような、宝物感がありました。
そっとポケットにしまっておいて、忘れて遊び過ぎ、潰れてしまって泣きべそをかいたことも、懐かしい思い出です。

小学生の頃、セミの抜け殻って無性に集めたくなって、夏休みの毎日の日課で、早朝からカブト虫やクワガタ虫などと一緒に採集して、蝉の抜け殻は大中小さまざまな種類の空蝉を200個ぐらい集めたことがあります。
残念ながら、個体の数が少ないひぐらし蝉の抜け殻は見つけることができませんでした。

空蝉を追いかける光源氏の話しを聞いたのはずっと後のことですが、古希を迎えた今も、空蝉を追いかけていますが、逃げられてばかり…⁉︎です。

阿保なことに、夢にまで見る空蝉を追いかけて半世紀以上、蝉の抜け殻といい、ひぐらし蝉の鳴声を聞くと、奥深い清流の如き風情を感じるものです。

Artistic;Cicada shell
July24,2025;past am 03:00';📱shooting
July24,2025:past 06:40';upload
by Kazyan’s Green Studio