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マリンさんのリョウブ(令法),リョウブ(令法),ノリウツギ(糊空木)の投稿画像

2025/07/16
リョウブ(令法)

リョウブ科の落葉小高木

北海道から九州、済州島、中国、台湾までの山林に分布している。

別名、ミヤマリョウブ、
チャボリョウブ、リョウボ(良母)、サルダメシ、古名でハタツモリ。

日本固有種

分布と生育地:
北海道南部から九州の山間部に分布。やや乾いた尾根筋に多く見られます。
樹皮: 茶褐色で、薄片状にはがれた跡が鹿の子模様となり、滑らかな木肌が特徴です。サルスベリに似た模様から、サルスベリと呼ばれる地域もあります。

葉: 枝先に集まって互生し、倒披針形で葉先が短く尖っています。縁には細かい鋸歯があります。

花: 6~9月にかけて、枝先に白い小花を多数咲かせます。花は房状に咲き、花弁は5個、長さ6〜7mmの長楕円形で、先はややへこみ、微細な歯牙がある。
雄しべは10個、花弁より長い。
雌しべは1個、花柱は無毛、柱頭は3裂する。
利用:
若葉は食用となり、リョウブ飯や天ぷらとして食されます。材は硬く、建築材や器具材、細工物にも利用されます。
📝:
和名「令法(リョウブ)」は、 律令時代、救荒植物として、若葉が食用となるため、飢饉に備えて貯蔵と採取を「令法(りょうぼう)」によって命じたことから。

・律令とは、東アジアにおける法体系で、刑法にあたる「律」と行政法などにあたる「令」を組み合わせたものです。日本では奈良時代に律令国家体制が生まれました。
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キーワード

植物