ノラニンジン（野良人参）

セリ科ニンジン属

昭和の初期に牧野富太郎博士によって見出され、現在では日本全土で見られる。特に北海道では普通に見られる。

レースフラワーと似ていますが、レースフラワーの花の色は白のみで、花と花との間隔が空いているのが特徴です。

ニンジン自体に毒性成分はないとされています。ただし、ドクニンジンという非常に有毒な植物が存在し、ノラニンジンと間違われる可能性があるため注意が必要です。ドクニンジンは、根、茎、花、種子、葉の全てに毒性があり、コニインやガンマ-コニセインなどのアルカロイドを含みます。 ドクニンジンを誤食した場合、悪心、嘔吐、流涎、昏睡といった症状を引き起こす可能性があり、場合によっては呼吸麻痺による死亡に至る可能性も指摘されています。ドクニンジンとノラニンジンを見分けるひとつの目安は、ドクニンジンの茎に紫紅色の斑点があることです。ただし、これが判別できない場合、食用にするべきではありません。
(ネットより)