【季節の花華シリーズ;アガパンサス】

♧アガパンサス:Agapanthus（学名)です。
ギリシャ語で愛を表す「Agape（アガペ）」と、花を意味する「Anthos（アンサス）」が語源となっています。
小さなユリのように愛らしい花をたくさん咲かせる姿から、愛にまつわる名前が付けられました。

📝アガパンサスは、ヒガンバナ科ムラサキクンシラン属（アガパンサス属）の植物で、南アフリカ原産多年草です。
日本名は「ムラサキクンシラン（紫君子蘭）」です。

🗒️日本には明治時代に渡来しました。
その花姿がクンシラン（君子蘭）に似ており、また紫色の花を咲かせることから「紫君子蘭:ムラサキクンシラン」という和名が付けられました。
しかし、現在では学名である「アガパンサス」と呼ばれることが一般的です。
初夏から夏にかけて、青や白、紫色の花を咲かせます。
「愛の宝石」や「恋の訪れ」などといった花言葉を持つ、優雅な姿が魅力的な花です。

@宮崎市内でも、公園や民家の庭などでアガパンサスを見かけることが多く初夏から夏にかけての美しい花を楽しめます。

《一歌献上》

「紫の 愛の宝石 贈りたし」

@訳意;I would like to give you a beautiful purple "jewel of love."
;紫色の美しい"愛の宝石"をあなたに贈りたいです。

♡アガパンサスの花言葉は一般的に、「愛の宝石」「愛らしい」「恋の訪れ」「知的な装い」など、良い意味が多いです。
しかし、一部には「死」や「呪い」といった怖い意味の花言葉も存在すると誤解されることがあります。
これは、アガパンサスの花言葉の由来や、他の花との混同による誤解からくるものです。

アガパンサスの花言葉の由来は、ギリシャ語の「agape（愛）」と「anthos（花）」を組み合わせた「愛の花」という意味に由来します。
そのため、「恋の訪れ」「ラブレター」「知的な装い」といったポジティブな花言葉が一般的です。

一方、「死」や「呪い」といった怖い意味の花言葉は、アガパンサスに毒があることや、他の花（例えば、クロユリ）の怖い花言葉と混同されたことが原因と考えられます。
アガパンサスは全草に毒がありますが、特に根茎が有毒で、生花で活けるとややネギのような香りがすることがありますが、しかし、これは花言葉とは直接関係ありません。
従って、アガパンサスを贈る際に怖い意味を気にする必要はありません。
アガパンサスは、その美しい姿と良い花言葉から、結婚記念日など特別な日に贈る花としても人気があります。

🗒️アガパンサスの特徴:
* 花:多数の花が球状に集まって咲き、その姿は花火のようにも見えます。
* 葉:厚みのある革質の葉が茂り、力強さを感じさせます。
* 性質:暑さや乾燥に強く、丈夫で育てやすいのが特徴です。
* 開花時期:5月下旬から8月上旬にかけて。
* 花の色:白、青紫、青などがあります。

《アガパンサスの育て方》
* 日当たり:日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも育ちます。
* 水やり:乾燥気味を好むため、水のやりすぎに注意が必要です。
* 肥料:緩効性肥料を春と秋に与えます。
* 植え替え:3～4年に一度、春または秋に行います。
* 増やし方:株分けで増やすことができます。 

《その他》
* アガパンサスは、切り花としても人気があります。
* ブーケやフラワーアレンジメントにもよく使われます。
* 花言葉「愛の宝石」「恋の訪れ」「恋の季節」は、プロポーズや結婚式の装飾にも用いられることがあります。

✍️Works:Poetaster Kazyan Doe//筍歌人;藪中和堂

📝この写真画像は、宮崎市高千穂通りにある「カリーノ・ビル」付近の花壇の一角で、街路樹のもとに咲いていたのを撮ったものデス🐶

Artistic;purple Agapanthus "jewel of love." flowers
June 15,2025:past am 11:00';📱shooting
June 16,2025: am 03:30';upload
by Kazyan’s Green Studio