《 雨上りの紫陽花 》

庭に咲く花が次々と姿を代えています
ツツジやサツキも終わり、紫蘭も花の耀きを失っています

日々葉を伸ばし、花を膨らませているのが紫陽花です

庭は、ミニの紫陽花苑になりつつあります😅

万葉の時代から日本で愛され続けてきた紫陽花
万葉集では2首詠まれています
そのうちの一つ

あぢさゐの 八重咲く如く
やつ代にを
いませわが背子
見つつ思はむ
(橘諸兄)

平安時代には

あぢさゐの 下葉にすだく 蛍をば
よひらの数の 添ふかとぞ見るアジサイ
(藤原定家)