５月は皐月、早月とも。早苗を植える月という。緑が映えゆくこの時季にあって、私の散歩道の道際等の草花達は、まさに百花繚乱にも包まれていくようである---

　 ４月(一部３月)からの、草花達の生きいきとした姿、姿---その4。

　　／たわわに枝垂れる白い花、
　　　　　柔らかな春の光を浴びて／

　4月初旬。自宅を出た前の場所、オープンスペースともいってよいであろうそこに。
今年も、いつの間にかの柔らかな春の光の中に、観るは、積もった雪かと惑わせ思わせるように、その花木(落葉低木)の枝垂れ枝をたわわにもさせている光景がそこに。
そっと、そこに近づいた。

そして、この草花の前にしばらくジッとして佇んだ。
そこには、分枝した枝の葉の付け根から多数の花序を出し、小さな白い５弁の花を無数に咲かせていた。


　　　　　ユキヤナギ(雪柳)


＜ユキヤナギの名の由来について、下記の「ユキヤナギ」より抜粋、次に:
　最盛期には密生した小さな花で枝が見えなくなり、株が白く染まる。ユキヤナギの名前は、この小さな花が、枝垂れた枝に積もった雪のように見えることに由来。 >


・ユキヤナギ<雪柳、別名 コゴメバナ<小米花>、コゴメヤナギ<小米柳>＞(シモツケ属 バラ科)
(備忘: ユキヤナギの属性等について 3/18or3/19 ‘21)