クヌギの枝に何やら着いていました。一瞬何？と思いましたが虫瘤では？と調べたらすぐにわかりました🔍

これはクヌギエダイガフシという虫瘤でした。

虫瘤の名前の付け方！
クヌギ(出来た植物の名前)+枝（出来た場所）+イガ（出来た形状）+ フシ」（虫こぶを指す言葉）
クヌギの枝に出来たイガ状の虫瘤です。

触ってはいませんが、見た目ふわふわと暖かそうな虫瘤です。

クヌギエダイガフシは、クヌギエダイガタマバチが産卵する際に注入する分泌物の働きで、『クヌギ』の小枝の細胞が異常な成長をして、このような「虫こぶ」ができるそうです。

クヌギエダイガタマバチは、晩秋に成虫が羽化するので、冬にはこの虫瘤の中は空っぽのはずですが、さてこの中にはもうクヌギエダイガタマバチの幼虫は羽化し出たあとなのか！勿論中を見ることはしませんでしたよ😆

ネット検索してると、この虫瘤の枝に排水溝ネットを被せて育て、クヌギエダイガタマバチが出てくるのを確認された方もいらっしゃるようだし、又、冬の虫瘤の中は空っぽと思い中を割ってみたらまだ幼虫が居たとか😨
皆さん素晴らしいチャレンジャーですね！

⌘追記
・晩秋から初冬に羽化し、全てがメスである単性世代が出現します。
・羽化したメスはクヌギの花芽に産卵し、「クヌギハナコツヤタマフシ」という別の虫こぶを形成します。この虫こぶからはオスとメスの成虫が羽化し、再び若枝に産卵して新たなクヌギエダイガフシを作ります。

このように、クヌギエダイガタマバチは若枝と花芽を交互に利用することでライフサイクルを繰り返します。