年明けからこのような投稿をするか迷ったのですが。

私の長話にも何度か登場した母を送りました。

一昨年末に急逝した父よりは、入院先で余命宣告されておりましたので覚悟はできていたのですが、それにしてもあっけなく逝ってしまいました。

一家でせっかちだったんで、らしいっちゃあらしいんですが。

それにしても、の繰り返しですが、悲しむ間もない怒涛の展開。

勤務先で、弁当の最後の一口を食べる所で電話で呼び出され、午後にはもう葬儀の打ち合わせをしているわけです。

え、祭壇のプラン？母は倹約家だったからそんなに豪華なのは望まないはずだけど。
こういうのって、上から3番目とか、下から2番目とかなんでしょ？

なんか、らしくないなぁ。え、ちょっと待って、これって造花なんですかぁ？
抑えていた涙がここで込み上げてきました。

「母は花が好きだったんです。せめて生の花で飾ってあげたい。こんな変な、あ、すみません。建物みたいなヤツいらないから。そういうプランないんですか？あ、あるんじゃないですか。ええ、あんまり白っぽくせずに明るい感じにして下さい。母は私と違って明るい人でしたから。」


ほら、見てごらん。きれいでしょ。
ちょっと明る過ぎたかな。本当に白使ってないや。

しっかり者で、器用で優しかった母の遺伝子は、私を飛び越して孫とひ孫に受け継がれていく事でしょう。

話が長くなってしまいました。