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カタバミさんの薔薇(デザート),薔薇(ヴァーグ+),薔薇(ブリランテ)の投稿画像

2024/11/01
11月。晩秋から冬季へと最終の季節へと時は進む。
フラワーショップの店頭には、それに呼応するかのように、カラフルにも花 卉達が精一杯賑わそうとしているようだ。

10月からの店頭で観るバラ、バラ---その1。

----切りバラも一層、店頭を賑わしている。  
  混色系x2、赤系x2のバラ、4つ

・薔薇(マリーアントワネット)
外の花弁は薄ピンクに中心に向けてはアプリコット色のカップ咲きでありロゼッタ咲きでもあるようなバラである。
非常に繊細な花色のそのカップ咲きの花は、クラシカルである種の気品なるものがあふれているようである。
一房に数輪の花が付いて、またスパイシーな香りがするという。

花名「マリアントワネット」。それは、フランス王ルイ16世の妃でありマリア・テレジアの娘である 「マリー・アントワネット」からの命名なのでしょう。
その花は ‘そのマリー・アントワネット時代をイメージしたエレガントだが、何かしら、そこに悲劇な王妃の名前に因んだもの、がみられようなバラだ’ と、いうことなのだろう、か。


・薔薇(ブリランテ)
深紅の輝きをもって観る剣弁咲きのバラ。
凛とした花姿が優美で、深い赤も明るく輝くようで印象的である。
花びらが外側に開いて、その量感や質感が感じられ、華やかさも兼ね備えているようである。
何かしら情熱と品格さを、感じさせてくれる赤バラである。

花名「ブリランテ」は、伊語で「輝かしい」という意味。
この花は、その名の通り、‘花色は光沢のある赤色で、深紅の輝きを放っているバラ‘と、絶賛して付けたのであろう。


・薔薇(ヴァーグ+)
光沢のある黒赤色でフリルの花びらをもつ半剣弁高芯咲きのバラ。
その花弁が大きく波打つようにして、それがサテンのような質感や光沢を持っているようである。

花名「ヴァーグ」。ヴァーグは仏語の「Vague」で、「波」。 それは、まさに ‘この花のもつ、その大きく波打つフリルの姿からの形容’ であろう。


・薔薇(デザート)
中央に向かうほどに茶系クリーム色なるベージュ色を濃くし、外側の花弁はほのかにもグリーンがかかったシルバー系のベージュという微妙な色合いもって、細かにも先の尖った剣弁を持ったクォーターロゼッタ咲きのバラと言えようか。
それはまた、アンティークな雰囲気を持ち合わせている様である。

花名「デザート」は、特に外弁のシルバーベージュ系の花色から ‘デザート(砂漠)※のイメージをそこに観た‘ のだろう。

※砂漠のバラ(さばくのバラ、Desert Rose または Sand Rose)とは、ある種の化合物が自然現象でバラのような形状の結晶に成長した石である。(出典: 砂漠のバラ Wikipediaより)



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