こんばんは。
　
　昔にツーリング仲間と訪れ、一目惚れした
山が大山。

　稲穂がつき始める頃、規則正しく幾重にも
連なる棚田の先に、沢山の木々が繁茂する裾
野を悠然と広げ、観る者を優しく誘ってくれ
る。

　日本海特有の風雨と豪雪は、美しい山頂を
至る所で削り落とし、その剥き出された岩肌
はまるでその自然の過酷さの勲章の様。

　それで居て、今も多くの登山者やハイカー
を引きつけて止まないのは、牧場などの自然
豊かな景色と山の登り易さにあるように思う。

　この心に響く風景が多くの人を、いつまで
も楽しめる事を心から願っておきたい。

　　　　愛すべき伯耆富士（大山）より