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カタバミさんの薔薇(シェドゥーブル),薔薇(かげろう),薔薇(イブピアッツェ)の投稿画像

2024/07/26
7月。梅雨のあとに来るは、あの熱い夏に向けて花卉たちは、早くも自己顕示欲に駆られ、その表情を精一杯表に出して、フラワーショップの店頭を賑わし初めている。

6月からの店頭で観るバラ、バラ---その4。

----切りバラも一層、店頭を賑わしている。
  ピンク系x2、白系x1、黄系x1のバラ、4つ。

・薔薇(プリューム)
淡いピンクのカップ咲きからカップ咲きからロゼット咲きにみえようバラ。 何かしら上を向いてふわふわ感を持って、優しい柔和な風情を持っている。また、コロンとした花形が可愛らしい。

花名「プリューム」。仏語のプリュームは「羽」の意味。 その名は、‘羽のようにふわふわで柔らかなイメージから、おのずから生まれた’ のだろう。


・薔薇(シェドゥーブル)
少し黄色を帯びた白のロゼット咲きのようなバラ。 ぼってりした風采の中に何かしら人を惹きつける、また自分を高みにおくような魅力をもっている。 ブライダルでは人気のバラのようである。  

花名「「シェドゥーブル」。仏語で「傑作」という意味。 ウェディングシーンで最も王道の花のようで、その名の通り、これぞ ‘バラの最高傑作といいたくなるような、エレガントで誇り高い大輪のバラ ’と、言いたかった、のだろう(出典・参考:marry-xoxo)。


・薔薇(かげろう)
黄色がベースに、花弁のふちが薄っすらのピンクにして、花芯に向けて花弁がイエローやオレンジに変幻してカップ咲きからクォーターロゼッタ咲きに変幻しているバラ。
その薄くみる透明感のある花弁の色合いが特徴を持っていようか。
何かしらそこに、和風の趣きなる繊細な奥ゆかしさが感じられようである。

花名「かげろう」。自然現象としての「陽炎」とは、「地面から空気が炎のようにゆらゆらと揺らめいて立ち上って見える状態」をさしていう。
春や夏の晴れた日に現れるケースが多い、という。

この花名は、日の光の ‘紫外線に反応して花弁の色素が出るのも特徴で、その色の変化がかげろうのようなことからこの名が付いた’ *という。
*出典: FASHION BOX より


・薔薇(イブピアッツェ)
濃厚なピンクのバラ。人気の「オールドローズ」というジャンルに属するという。
あるバラのコンクールで、審査にあたった「イヴ・ピアッチェ氏」が、このバラを「世界でもっとも美しい芍薬咲きのバラ」と評したとか。確かに、一風変わったバラらしからぬある面をもっての見事なバラと言えよう。

花名「イブピアッツェ」。まさに、 ‘このバラの審査に当たって賛辞を与えた「イヴ・ピアッチェ氏」の名が授かった’ ということのようである。

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