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カタバミさんの薔薇(シェドゥーブル),薔薇(プリティカレン),薔薇(ヴァース)の投稿画像

2024/07/12
7月。梅雨のあとに来るは、あの熱い夏に向けて花卉たちは、早くも自己顕示欲に駆られ、その表情を精一杯表に出して、フラワーショップの店頭を賑わし初めている。

6月からの店頭で観るバラ、バラ---その2。

----切りバラも一層、店頭を賑わしている。
 白系x1、ピンク系x1、紫系x1、薄褐色系x1のバラ、4つ。

・薔薇(シェドゥーブル)
薔薇(シェドゥーブル) 少し黄色を帯びた白のロゼット咲きのようなバラ。 ぼってりした風采の中に何かしら人を惹きつける、また自分を高みにおくような魅力をもっている。 ブライダルでは人気のバラのようである。   花名「「シェドゥーブル」。

仏語で「傑作」という意味。 ウェディングシーンで最も王道の花のようである。
その名の通り、これぞ ‘バラの最高傑作といいたくなるような、エレガントで誇り高い大輪のバラ ’と、言いたかった、のだろう(出典・参考:marry-xoxo)。


・薔薇(プリティカレン)
外の緑を含んだ白色から中へ薄い桜色、ライラックピンクを濃くし変化していく、丸みのあるシャローカップ(浅いカップ)咲きのようなバラ。
中心部がピンク、外側に行くにしたがって淡いピンクになる花弁、優しい雰囲気を醸し出し、透き通るような美しいさも持ち合わせているようだ。

花名「プリティカレン」のプリティは外見・見た目に対して使われる言葉のようであり、日本人が想像する「かわいい」よりも、もっと大人っぽい美しさに対して用いられる言葉のようである。
そして、「カレン」という女性の名前。それには色々な見方のある名前のようである。  
例えば、次のように「ザックリ言うと “カレン” とは、自分が気に入らないことがあると、自分の権利を主張して文句を言い、暴走する迷惑な中年の白人女性のことを指す言葉---出典:日刊英語ライフ」。
こうした女性にあっても、‘その女性の心の一種の純粋さみたいなものを、このバラのように透きとおる美しいさ中に、それと同等なるものを観てみたかった’ ということ、だろうか。


・薔薇(ヴァース)
花弁はくすみの紫ピンクの剣弁カップ咲きにみえて、中央がくぼみ、縁の花弁が反りかえり、盃にもみたてられよう剣弁盃状咲きのバラとみようか。
その花色、花形も咲き方も何かしら個性的で、人手で作られてた造形花にも見紛うようである。
中心の小さな花びらまで開いて咲いていくと、その中心にしべ( 蕊)がよく見られていくという。
このバラ「ヴァース」から派生して、下記の薔薇が生み出されたているようである(出典:ヤギバラ育種農園lオリジナルローズ)

→シュエルヴァーズ 「ヴァーズ」の枝変わり品種。
→グランヴァーズ シュエルヴァーズの枝変わり品種。
→パブロヴァーズ 「ヴァーズ」の枝変わり品種。
→フラクタルヴァーズ 「ヴァーズ」の枝変わり品種。

花名「ヴァース」。その英語「verse」とは(Weblio辞書より、次に: 詩や歌の一節を指す言葉である。また、詩そのものや詩的な表現を意味することもあるという。
さらに、聖書の節を指す場合もある。文学や音楽の分野でよく使われる単語で、詩や歌詞の構成要素として扱われることが多い)。
それは、‘今迄に無い斬新ともいえよう薔薇を生み出し(クリエイト)たいとする上での、一種の基本的な心構え•姿勢なるを、まずこの薔薇に託そうとして名付けた’ のかと、言えようか。


・薔薇(ブリュット)
外弁はごく薄いベージュの、中心に向けてはくすんだ淡い紫がかった濃いベージュ色をみせる半剣弁咲きのバラ。
その花弁はデリケートのようで、また開花するにつれその花色が、ベージュ色を中心にその移り変わりが魅力的とされているようである。

花名「 「ブリュット」。そのブリュット(Brut)とは、スパークリングワインにおける甘さの段階を示す言葉のひとつで、「辛口」を意味しているとされているようである。
多分に、‘この花が持つベージュ色を中心に、その移り変わり行く花色に、あの恰も辛口のスパークリングワインにも似た色彩を、そこに観た’ のだろう。

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