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｢アツミゲシ｣かも！

アツミゲシは、アフリカ原産で、ケシ科ケシ属の一年草です。セティゲルム種とも呼ばれます。
日本では渥美半島で発見された帰化植物なので、その名が付けられました。春から初夏に、花弁基部が濃紫色で、花弁が薄紫色の四弁花を咲かせます。
アツミゲシは、アヘン生成記録はありませんが、アルカロイドの抽出が可能です。阿片ケシの一つとされ、ソムニフェルム種と同様、アツミゲシは、麻薬の原料となるモルヒネを含有しているため、日本ではあへん法で栽培が禁止されているケシの一種です。
東京都健康安全研究センターのホームページによれば、あへん法で規制されるケシ・アツミゲシは、開花期であれば毛の状態や葉の形および葉のつき方で見分けることができるそうです。
・不正なケシは葉や茎にほとんど剛毛がない
・不正なケシの葉には葉柄がなく、茎を抱いている
・不正なケシの葉の切れ込みは比較的浅い
などの違いがあるそうです。
アツミゲシは見つけたら、保健所か、自治体の環境衛生課か、警察に連絡してほしいとのことです。