３月は弥生。私の散歩道の道際等での、冬季にジッと耐えて辛抱していた草花達は、すでに芽吹き始めて全てが大きな深呼吸の中にあるようだ---


２月からの、草花達の季節をエンジィし始めている姿、姿---その2。

　／背低くして咲き出すや、
　　　　カラフル４つの花初々しく／

　2月の下旬の何時もの散歩道の道際。
いつも道際に観る小さな草花の植え込みを持って、それを絶やさない広い花壇。それはある教会の前。
そこには、背丈の低い草花が、更にまだその背丈を低くしてもカラフルに４つの大きな顔が、地面に覆い被さる様にしていた。

それは、春先に咲く、’風によって運ばれる’ という草花であった。


　　アネモネ(ハナイチゲ< 花一華>)

　
＜‘アネモネの特徴等’ について、下記の「アネモネ」より抜粋、次に:
　ヨーロッパ南部から地中海東部沿岸地域が原産。語源はギリシア語で「風」を意味する。

種は長い毛を有し、風によって運ばれる。このため「風」が由来となっている名前が各地で見られる。
花弁はなく、萼片が同じ働きをしている。

一般に春先に花を開くが、その花は一重のものから八重咲きのもの、花色も桃色、青、赤、白等。

草丈も切花用の高性のものから矮性種まで、野生種のみではなく、現在では様々な園芸品種が栽培されている。＞


・アネモネ＜別名 ボタンイチゲ<牡丹一華>、ハナイチゲ<花一華>、ベニバナオキナグサ<紅花翁草>(キンポウゲ科 イチリンソウ属 ※ )
※アネモネ属を総称を表すこともある。
(備忘: 3/25or3/26 ‘21)