黒みを帯びた深い紅
江戸椿の名花　紅荒獅子
東北から北陸の日本海側で咲く
ユキツバキの園芸品種

花芯が弁化し幾重にも重なる
極めて早咲きにて
残暑残る９月あたりから開花
鋸状の葉が特徴
獅子咲き－宝珠咲と牡丹咲の中間

椿にしては息の長いお花です。
一気に咲くことはなく
晩夏から春までポツリポツリと
落ちては咲きを繰り返します。
椿の花弁は繊細で寒風や雨　霜に
傷みやすいため　なかなか
綺麗な状態を見られません。

獅子咲きの椿もたくさん
ありますが　この椿は紅一色。
京の粋(すい)　江戸の粋(いき)
などといわれますが
なるほど　江戸の粋を思わせる
風格のあるお花ですね。

今日１日　お疲れ様でした。