おはようございます(*^^*)☀️

今朝はなぜか、5時半あたりに目が覚めた。
あの日と同じ。なぜか、目がすっと開いた。

あの日はいつも鳴いてるはずの鳥の声も聞こえなくて。

代わりに、ごぉぉぉぉぉ…っていう、何かわからないが、なにか不気味な音が鳴り響いていた。

その日はお父さんもお母さんも私も、居間の炬燵で寝てしまっていたけど、鳴り響くその不気味な音で3人とも目が覚めた。

なに…なんの音…？

3人で顔を見合せていたら、突然、揺れた。

はじめはドンッて。それから大きな横揺れが、長い時間、続いた。

あちこちからガチャン、ゴトンと音が聞こえたけど、私たちは動けなかった。
たぶん無意識に、母と私は父の腕にしがみついて、父は私たちを包むように守りながら、窓の外をじっと見つめていた。

29年も前のことだけど、いまでも鮮明に覚えている。

震源地からは離れた地域に住んでいたとはいえ、あれほど揺れて怖い思いをしたのだ。
きっと被災した方々は、もっともっと、想像できないほどの恐怖を味わったのだろう…
ふた隣の市から向こうの状況は、ほんとに別世界のように見えたその記憶は、きっとこの先も薄れず残っているだろう。
それほど、あの光景は強烈に脳に刻み込まれている。

5時46分…。
まだ夜明け前の暗い空。
私はあの日のことを思い浮かべながら
静かに目を閉じて祈った。

今日のpicは、あの日、突然の別れをしなければならなかった君へ…。
忘れない。忘れようがない。
いつも穏やかに、優しく笑っていた君へ。
きっと天国でも、相変わらず穏やかに過ごしているだろう。

きっと毎年、この時間に目が覚めるのは
君が会いに来てくれたからだと思ってる。

ありがとう。
今年も会いに来てくれたね。

だから。この花を君へ。
明るく、優しい、春のような君に
良く似合う可愛いお花を…。