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カタバミさんの薔薇(サムライ08),薔薇(ケンジントンガーデン),薔薇(ラピスヴェール)の投稿画像

2023/12/08
12月、1年の最終の月。それは新たなにも最初の季節へと繋げていく。

フラワーショップの店頭には、それに呼応するかのように、花卉達が精一杯にそこを賑わそうとしているようだ。

11月からの店頭で観るバラ、バラ---その2。

----切りバラも一層、店頭を賑わしている。
 混色系x1、橙•薄褐色系x1、赤系x1、白系x1のバラ、4つ。

・薔薇(ラピスヴェール)
中心部が淡い紫、外に向かっていくにつれ薄紫にして、それがグリーンに変容しているように見て、カップ咲きや花びらの立ち上がりが浅いようにみえてシャローカップ咲きのバラともみようか。
咲き進むと、その薄紫が全体がグリーンに変わっていく、という変幻の色合いをゆっくり鑑賞したいものである。

花名「ラピスヴェール」のヴェールは、仏語では「緑色」。ラピスは、ラテン語で「石」や「宝石」の意味という。
このバラ、上記にように ‘全体が紫からグリーン、緑色に変幻する宝石のようだというところからの、まさにその命名‘ なのであろう。


・薔薇(ケンジントンガーデン)
花弁がフリルで濃いオレンジとピンクのグラデーションのロゼット咲きに似る(グリーンアイとなる場合もある)バラが、大きく開いてカップ咲きにもなっている。
ダリヤのような快活な表現のようであり、またブラックオレンジジュースのような色合いである。

花名「ケンジントンガーデン」。ケンジントン・ガーデンズ はロンドンのハイド・パーク西方に存在する王立公園。
多分、此処には ’このような目を見張る様々な薔薇‘ が、沢山が競演しているのでしょう。


・薔薇(サムライ08)
ビロードがかった深紅の花色と花形の大輪花の半剣弁高芯咲き。
ボリューム感もありエレガントで、人気があるバラの様である。赤いバラの代表的な品質だという。

その格調高い花姿から、花名「サムライ08」は、’サムライ(侍)の秘めた何かあるもの、サムシングを思わせる一品‘ ということなのだろう。


・薔薇(バンビーナホワイト)
外弁に仄かなグリーンを持って、花芯へはアイボリーやペールピンクの色合いを持つ、丸弁高芯咲きのバラとみようか。
このバラの花色は花ひらくほどに、ピンクベージュへ様変わりするというスプレーバラ 。
ここに観るは、そのコロンとした可愛らしい花姿と、何とも名状しがたい色合いを持ったバラであろうかと、思うのである。

花名「バンビーナホワイト」。 伊語のバンビーナとは「女の赤ん坊や女の子」という。
多分、この花の中に ‘仄かにも白い肌のふんわりとした容姿の可愛い女の子の姿を透視’ した、したかったのだろうか。
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