クロガネモチの実

「クロガネモチ」という名前の由来は、鳥を捕まえる時に使う「鳥もち」が樹皮からとれたからだ、と言われています。

「クロガネモチ」の花言葉
公園や和風の庭園で見かけるのが「クロガネモチ」です。

おめでたい木として知られていて、お赤飯のような真っ赤な実をつけます。

ツバキに似たしっかりとした葉っぱと、ラズベリーのような赤い実のコントラストが目を惹きます。

常緑の広葉樹で、真冬になっても葉を落とさず優しい表情を見せてくれます。

「クロガネモチ」と呼ばれるのは、芽吹いたばかりのあたらしい枝が黒々と見えるからです。

「クロガネモチ」を「苦労を知らないお金持ち」と言い換えられることから、最近では「縁起担ぎの樹木」として愛されています。

気になる花言葉は「寛容」「魅力」「財宝」「繁盛」です。

宝船に乗ったような、大らかな言葉がつづられています。

自宅の庭木としても人気がある「クロガネモチ」。

家庭で栽培をおこなう時は、明るい日向から半日陰の場所に植えます。

成長していく木なのでスペースがない場合は、おしゃれな鉢植えで楽しむのもおすすめです。

赤く実る果実は、雪が降りそうな寒い季節につきます。

クリスマスやお正月のシーズンと重なるので、お洒落な切り花としても楽しめます。

大ぶりのグラスに盛りつけてあげると、もみの木ともよくマッチする粋な飾りになります。

色々な楽しみ方ができる、かっこいい樹木です。