🍀ツメレンゲ🍀

ツメレンゲ（爪蓮華）は、ベンケイソウ科イワレンゲ属の多年生多肉植物です。学名は Orostachys japonica です。
ツメレンゲは、日当たりのよい岩上や屋根の上に生育します。葉はロゼット状につき、赤みを帯びたり粉白を帯びることが多く、多肉質です。形状は披針形で、先端は針状にとがります。
ツメレンゲは、10月下旬から11月の始め頃に、立ち上がった茎全体にたくさんの白い花をつけます。花は花茎の下から上に開花します。
ツメレンゲは、発芽してから開花までに約3年かかる多年草で、一度開花して結実してしまうと枯れてしまうという特徴があります。
ツメレンゲは、日本の在来種で、全国的に減少傾向にあり、日本の準絶滅危惧種に指定されています。
ツメレンゲの仲間には、黄色の葯が特徴的なイワレンゲ、鳳凰、富士、金星、チャボツメレンゲといった種類があります。

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