10月は神無月(かんなづき)、神の月(「無」は「の」を意味する)。
全国の神々が出雲大社に集まり、各地の神々が留守になる月という説などもある。


これは旧暦、現在でも使用されることもあるが、現行歴とはその1〜2月後位の季節感のずれがあるという。
　時季は秋へ、季節は先へさきへと進む。私の散歩道の道際等の草花達は、今、その季節の変化もにゆっくりと順応しようとしている---

９月からの、より充実した時季を享受しようとしている草花達の姿 ---その12。

　　／夏惜しむように間断なく､
　　　咲くはピンクと真っ白な５弁花／ 　

　10月の上旬。暑くも熱かった長い夏が、ようやく秋を招き入れてくれた何時もの散歩道の道際。
その道際は、まだ夏の余韻を残してながら徐々に、草花たちのポスト夏への営みが始まっているようである。そう思いながら、少し足を速めた。

その行く道を、何かしらに左に少しそれて入った。例の施設の奥まった脇に、出逢い見たのは2m以上あろうかの低木の枝先に、花径15cm以上はありろうか、スッキリとした綺麗なピンク、そして真っ白な５弁の花幾つかが、そこに。
そして、その低木には、未だ開かざるその蕾が沢山に付けていた。
　　　
今年は、この8月に、別処であるが、すでにこれと同様の開く花を見てきたところである。
この草花の花は、朝咲いて夕方には萎む一日花と言われ、花期の間次々と途切れることなく開花するという。
以外と　夏を惜しむかのように間断なく咲くようである。


　　フヨウ(芙蓉/モクフヨウ<木芙蓉>)


・フヨウ＜芙蓉、別名 モクフヨウ<木芙蓉>＞(アオイ科 フヨウ属／ビビスクス、ハイビスカス属) 　
(備忘: フヨウの属性等について 8/16or8/17 ‘23)