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とどさんさんの車庫,糸魚川真柏,糸魚川真柏の投稿画像

2023/10/14
糸魚川真柏です
窓の中は私の手のひら大のヒスイの原石です
どちらも、2000年代?に親戚からいただいた物です
我が家に来て20年ぐらい…

糸魚川真柏は、ちっとも伸びず初夏に葉色が悪くなって来たので植え替えました
夏の間、ずっと葉色が悪かったのですがやっと色が戻って来ました

ねこたんぽさんの石の日に参加させてください


ここからは長くなるので興味のない方は飛ばしてくださいね

最近、テレビで放映されたためか、ヒスイ拾いが流行って来ていますね
これまで地元の人たちだけで知られていたのですが、今では遠方の人たちの方が多いようです

加熱して来て川で拾う動画もたくさん見ます
けれども、それは違法の可能性が高いです
一級河川は国、二級河川は都道府県の管理です
それぞれの許可を取らなければなりません

天然記念物の硬玉産地で石を割る人も見られるとか…これは違法で罰則もあります(硬玉産地では全ての石は取ってはいけません)
なので、地元では法律に触れない海岸での石拾いを勧めています

それなら、どうして私の手元に手のひら大の石があるのか…これは1955年の天然記念物指定以前に見つけたもので、丸いので海岸で見つけたものだと思います
あまり質が良くないのでいただけたものでしょう(但し、石を割らないと本当のところはわかりません)

何故地元の人が指定以前にヒスイの存在を知っていたか
それは、発見💡から指定まで時間がたくさんあったからです
当時、日本の学者さんは「日本にヒスイはない 各地から出るヒスイは海外からのものだ」と言われて中々認められなかったとか…
その間に地元の人がどんどん拾い上げたようです
指定前には業者の人が硬玉産地でも1、2番の価値ある石を爆破して持ち去ったとか…
新潟県は兎も角、地元の糸魚川町は大反対だったのですが、政治家(元大臣含む)の一筆があり断りきれなかったとか…今思えば、バカでしかない…
1998年になっても硬玉産地からの盗難事件がありました

縄文時代から奈良時代まで使われていて1000年以上忘れ去られていたヒスイが何故昭和になって再発見されたか…
それは一人の文学者がいたからです
「相馬御風」さんです
この方は、早稲田大学の英文科出身で島村抱月のお弟子さんにあたります
若くして郷里の糸魚川町に隠棲して良寛さんの研究などされました
詩人、短歌など詠まれた文学者ではありますが、超高名と言うわけではありません
代表作は童謡の「春よ来い」「早稲田大学校歌」「カチューシャの唄」の二番以降と言うところでしょうか
この方が万葉集の歌や古事記などの古典に出ているぬながわの玉は、糸魚川にあるのではないかと知り合いに話され、そこからヒスイ探しが始まったとか…
上越地域には高志の国の賢女、ぬながわひめのみことの伝説が有ります(この方は出雲のオオクニヌシのミコトの奥さんで諏訪大社のタケミナカタのミコトの母にあたります)
発見年は昭和10年とも13年とも言われています…
但し御風さんは一言もそのことを言うことなくお亡くなりになられました
特高に目を付けられていたせいとか、占領軍に持ち去られないためとか色々なことが言われていますが理由ははっきりとしません
亡くなられた後でヒスイの発見が話されるようになりました
御風さんたちとは関係なく、大正時代から気付いていた人もいたともいわれています
重い石なので、漬物石や屋根の石に使っていた人もいたとか…

話は変わりますが、現在糸魚川市は全市がユネスコジオパークの認定を受けています
このジオパークの認定はユネスコ世界遺産の認定よりも厳しく、5年ごとに認定の受け直しをしなければなりません
もし、石の利用が持続可能なものではなくなった時再認定は受けられない可能性も有ります
現に山陰海岸ジオパークが再認定を受けられて居ません(保留だそうです)
他地域からの石の販売があったためとか…

ヒスイ海岸で取れる石は翠色のヒスイだけでは有りません
ヒスイには何種類もの色があります
私が残念に思っているのはコランダムとデュモリチ石
最近になって貴重な石だと知りました
綺麗な石だけれどもヒスイじゃないから置いてきたんですね
他にも瑪瑙、水晶など
最近になって発見された糸魚川石を含む6つの石(これは海岸では見つからないかも)ラジウムが出る糸魚川薬石などもあります
石拾いの前に勉強📖した方が楽しめるかも…
私も子供の頃、石のポケット図鑑を持って居たのだけれども全然役にたっていませんでした(でも、その図鑑で石の基礎を学びました)

今、ヒスイ海岸で1番見付けやすいのは宮崎海岸かもと言われているそうです
海岸沖にヒスイの鉱床があるかもと言う学者さんもいるそうです

現在では日本各地にヒスイの産出がみつけられたのですが、質の良いのは日本海側の3箇所だそうです(糸魚川地域、山陰、北九州)
けれども遺跡から発見されるヒスイは糸魚川地域のものだそうで、北海道の厚岸から沖縄県まで、朝鮮半島の南部、新羅の宝冠に付けられたヒスイも糸魚川地域のものとか…
現在では産地も特定できるんですね

あなたの街の海岸にもヒスイやコランダムや他の貴石が落ちているかもです

とにかく、盆栽も石拾いも法律に触れることなく楽しみましょう
2023/10/14
すごいですね👏👏知らない世界のロマンを知る事が出来て楽しかったです🤗💚 お疲れ様でした🙇有難う御座いました🙋💓
2023/10/14
@あきちゃん さん😊
親戚が地元です♪

地元の学校でも習うようですよ
最近、邪馬台国と共に古事記なども見直されて来て第二代天皇の名にヌナガワが入っているとか色々な話が出て来ています

学者さんの反対で認定が受けられなかった時代と凄い差がありますね

私もいたことがある土地なので興味がありました
でも、私の子供時代はこの土地が武田勝頼に占領されたなんて聞いたこともありませんでした
ここの浜辺では塩が作られていて、謙信さんが信玄さんに送った塩はここの塩とも言われています(ヒスイが取れる浜辺で塩が作られたなんて不思議ではないですか?)
2023/10/15
こんにちは😀
いいね有難うございます🎵
2023/10/15
@ゆう さん😊
こちらこそ見てくださってありがとう😊ございます♪
2023/10/15
コロナ前の観光バス🚌ツアーで親知らず散策やヒスイ海岸で石拾いしました〜🥰
美しい海岸線がずーっと続く素敵な所で…綺麗な形や色の小石を拾って鑑定してもらい…いくつか持ち帰りました〜😆
楽しい思い出です💕
2023/10/15
@ミルクン さん😊
子供の頃、親知らずで泳いだことがあります
明治時代の道から海草がゆらゆらしているのが見える程水が透明なんですよね♪
その頃は、高速もなく浜辺で親知らずを抜けることもできたと思います♪

港を作ったり、浜辺を潰して国道を作ったりしたので海水面が変わりました

本当に景色も一期一会なのだと思います♪
2023/10/15
@ミルクン さん😊
昔とは違って石の研究が進んでいて情報も手に入り安くなりました♪

ポケット図鑑を持っていても、薬石は出てこないし「梅林石」も出てこない
翡翠には色々な色があるのもなかったな
因みに緑の他に紫🟣、青🟦、黒ザックリでそれだけあります
大体に白っぽいのが多いです♪

また拾いに行って下さいね♪

フォッサマグナミュージアムでは化石体験も始めたようですよ
2023/10/15
大変勉強になりました。
地元愛も✨✨素晴らしい✨✨です😉
2023/10/15
@とどさん さん
海岸線の美しさは忘れられないです💕
また行きたくなりました〜🥰
2023/10/15
@chima さん😊
地元ではないですが、実母の故郷なんです♪
私も幼いときにいました

黒部や白馬に押されて目立ちませんが、大都市近くだとぎゅうぎゅうになるほどの景色が良いところです♪
知られていないだけ、不便ではありますが見やすいと思います♪

大糸北線も廃線になりそうです♪
温泉なんかもお値打ちで料理も良いところがありますよ♪
2023/10/15
@とどさん
地元の読み違え、失礼いたしました。
景色に温泉にお料理✨✨俄然、興味が出ちゃいました😉
2023/10/16
@chima さん😊
大糸北線だけはお早めに
秘湯もありますよ♪
2023/10/16
@とどさん
🛤️♨️😉
2023/10/17
[@id:3630337] さん😊
私は宮崎海岸でヒスイがとれるのはテレビで知っていました
親戚は散歩がてらによく糸魚川の浜辺を見ていましたよ

ヒスイ発見の経緯は知らなかったのですが、見つけたのは御風さんと言っていました
何故、「詩を書く人がヒスイ?」と不思議に思っていました
御風さんが話された人と繋がりがあって知っていたのかな…と今は思っています♪

詳しい話はネットで知って納得できました

富山県は魚津や富山も祖母とよく行きました
旧北陸線の多分宮崎海岸あたりだと思いますが、二、三度蜃気楼も見ました
電車?汽車?に乗って見た記憶があるのでその辺りだと思います♪

それと、そそのかすのかも知れませんが黙認もされていると思います
ただ、見回る人もいるので正確には許可を取らないと違法なのかな…と思います♪

硬玉産地が二つあるので紛らわしいかもしれませんが、最初の爆破事件は先に盗難が見つかって捕まっています
なので、政治家から一筆貰ったようです♪

1998年の盗難事件は後から見つかった硬玉産地で、こちらの方が発見から2年後に指定されているので、良い石がたくさん残っていたようです♪
宮崎海岸沖に鉱床がないのだとしたら、流失先はここだと思います

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