９月は長月(ながつき/ながづき)、夜が長い月という 夜長月(よながづき)が略されたといわれている秋が深まる月。
これは旧暦、現在でも使用されることもあるが、現行歴とはその1〜2月後位の季節感のずれがあるという。
　私の散歩道の道際等の草花達は、今年の異常ともされる熱く強い日差しから解放されることを願いながら、より充実した自己表現に向けて、それぞれが個性ある色彩をより長く放そうとしているようだ。

８月からの、熱さから解き放されるを願っての草花たちの姿 ---その6。

　　／赤･黄･緑の対比鮮やか、
　　　　　　　　観るは草花たち己がじしの饗宴／

　8月は下旬。まだ盛夏の様相を崩していない、何時もの散歩道の道際のオープンガーデン。
そこに、私を驚かせたのは、幾つかが一塊になって、その赤、黄の、そして緑の、圧倒的な色彩対比を持った少し長身の草花たち。
(それらは、つい先日ここに出会い見た時は、そのもつ葉は全て緑色にして目立つこともなかったのである。)

全くに赤装うものが3つ黄は２つ、そして赤と黄がまだらのもの、まだらになりかけているのが2つ。
それらが持つその葉は、’平たく細長く、先の方が尖り基部がやや広い形’ を持って、中心より外側に赤・黄色に鮮やかに、下葉にいくほどに緑の部分を残していた。

まさに、それは、その草花たち己がじしの饗宴であった。


　　　　　　　　ハゲイトウ(葉鶏頭)


＜‘ハゲイトウの葉色の変化‘について、下記の「ハゲイトウ」より抜粋、次に:
　葉は披針形で、初めは緑色だが、夏の終わり頃から色づきはじめ、上部から見ると中心より赤・黄色・緑になり、寒さが加わってくるといっそう色鮮やかになる。 ＞


・ハゲイトウ＜葉鶏頭＞(ヒユ科 ヒユ属/アマランサス属) 　
　(備忘: ハゲイトウの属性等について 10/2or10/3 ’22)