《 ふたつの川 》

安曇野を散策するときに、初めて訪れる人々が必ず入れるコースの1つが大王わさび農場

このわさび田を初めて眺めたときの驚きは、いまも忘れません

水は北アルプスからの湧き水を利用し、1日に12万トンもの美しい水が引き込まれます

陽射しの強い4月から9月ごろまでは、黒い寒冷紗で覆われていますから、上から眺めるとわさび田全体が真っ黒く見えます

この大王わさび農場の脇を流れる川は、水車小屋もあり、絶好の撮影スポットになっています

今回は2つの川をテーマとしたので 水車小屋は上の写真の左端に少し顔を覗かせているだけです
中央に木々の立っている島のようなところを挟んで、手前水車小屋の側と向こう側とに2つの川が流れています

手前の川は湧水100％の蓼川(たでがわ)
奥の川は一般河川の
万水川(よろずいがわ)

湧水は12℃の冷水
一般河川は外気に温められた温度

この2つの川が、下の写真のように、この先で合流します
それぞれの水温の違いから、しばらくは水が混じわることなく流れ続けてゆきます

雪景色とは全く異なる、安曇野の夏の終りのポエムを創り上げています☀️☺️