娘が帰ってくると必ず言う
「川遊びいきた〜い!!」

もうすっかり大人の年になっても
娘は相変わらずで笑えるꉂꉂ(ˊᗜˋ*)ʬʬ
兄ちゃんちの子供たちも連れて、いざ(母の)故郷へ！

従姉妹んちで車を停めて、娘たちだけじゃなく私達も子供の頃から大好きだった場所…なんなら母も子供の頃によく遊んだ場所へ歩いていく。
👣👣(ง ˙˘˙ )ว🎶✨

母の実家…従姉妹んちから田んぼのあぜ道を越えてすぐ向こうに小川があるのです。
すっかり子供もいなくなってしまった村の川原は、もう誰も整備してないので草ぼうぼう…
昔は大人たちが草を刈り、子供たちがこぞって水遊びをして川の小石や岩を踏み洗って、それは綺麗な自然の遊び場だったけど。

すこしよぎる寂しさも感じながら
いよいよ到着したのは「深どんぶり」
ちょうど川のカーブの所に
ぽっこりと深い溜まりが出来ている。
母が子供の頃や、私たちが子供の頃には
そこに大きな大きな岩が鎮座してて
よくそっから飛び込んで遊んでいたけど…

いつの間にかその大岩も流されたのか無くなっていた。

雨がほとんど降らずのこの酷暑で
川の水位もすっかり浅くなってたけど

相変わらずきれいな水！
少々は草も生えていたけど、不思議とここは
ぽっかりと遊び場を残してくれていた。

岩をめくらなくても悠々と清流を楽しむ沢蟹
ババタやハエ、ヤマゴがウヨウヨ…

昔はまだ小さかった木が、すっかり大木になって
枝葉を大きく大きく広げて影をつくり
時おり流れてくる風にさわさわと音を立てて揺れる

川べりの小岩に腰掛け、素足を浸して空を仰ぎみると、大木の枝葉の隙間から眩しい光がさして心地よい温もりへと変えてくれる。

なんて優しい場所なんだか…

すっかり大人になってしまった子供たちのはしゃぐ声を聞きながら、私たち大人は足水しながらガヤガヤ雑談。

暑い暑いと嘆く夏だったけど、この瞬間は暑さを忘れてしまっていた。